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IPO実務検定に受かった話(勉強法と必要時間)

この記事を書くに至った経緯とは、、
全くもってこの世にIPO実務検定についての攻略法が出回っていないから。
仕方ないから、私が書く。

勉強期間は約3ヶ月(1日3時間程度)

この世の情報は公式問題集と公式テキストしかないという鬼畜ぶり。の上に一度受験するのに12,000円取られるというとんでもビジネス。

(私もそちら側に回りたい)

当方全くのIPO初心者。周りでのIPO経験者もいなければ自身の体験もない。
監査法人?聞いたことある。
Iの部とIIの部の違いさえわからず、なんなら新規上場はどこの証券取引所でも同じ基準だと思ってた。

この状態から3ヶ月勉強した結果、合格。
毎日残業5時間、土日出勤ありという激務にも耐え、どうにか合格。

▼勉強法

公式テキストを読む
公式問題集を解く
わからないところをまとめる 以上!
(相棒の2冊、ってかこいつらしかいないからしゃーない相棒)


1週間、勉強していて気づいた。
テキストが分厚いから進んでる感がない。
ということで会社で2つに割った
カッターもなかったので、ハサミと手で破った。
周りの目がやばかったので、会社でやることはおすすめしない。
(冷静に分厚くないっすか?これはOLの可愛いバッグには入り切らん。お弁当かテキストかの2択なんて辛すぎる…)

そして期日を強制的に決める。
標準レベル試験 11,400円(税抜) ※税込 12,540円
上級レベル試験 19,000円(税抜) ※税込 20,900円 と、賭ける金額としてはまあまあ高い。高すぎんのよ。。一般OLの12,000円の価値を舐めるんじゃない。 

で勉強していくが、4択が思ったよりムズイ。
明白な理由で2択まではいけるものの、ラストが絶妙に消せないのだ。
故に、「まとめる」という工程を踏むことに決定。

自分で自分に説明してみる。
学生時代に1番効いた勉強方法だった気がする。
問題集解いてて、理解が怪しい言葉を見たら、別の紙に書き出しておき、説明を図解でできればOK・できなければまとめるという1人先生ごっこ。

こんな感じ。
(汚さすぎるけど便利だったIpadのメモ。スマホでもMacでもIpadでもいつでも見直し可能は強い。接触回数が増えるので単純接触効果でちょっと好きになる。これは違うか。)

公式テキストがとにかくまとまっていないのと(単純に悪口)
範囲が被っているところが多すぎて、どことどこがリンクしてんのかってのをまとめる作業は大事だった。
100均行って見出しシール買ってきた。同じ範囲を同じ高さでシール貼るの、関連部分見直しできるからおすすめ。

ということで後半は
①問題集
②テキスト読む
③まとめる
 のループ

あと地味に効いたな!と思うのは、普段仕事中とか辞書的に調べるためにパラパラこのテキストをめくっていたこと。公式って言ってるだけあって、十分詳しかった。

労務とか法務は特に担当していたのでまあまあ聞いたことあるイツメンって感じがあっったけど、経理とかその他の部分がめちゃめちゃ馴染みなくてきつかった。

顔馴染みじゃないやつといきなり仲良くなるのは無理なのよね〜

のだめカンタービレでのだめがコンクールの曲で苦手なシューベルトを選んだ時にハリセンが言ってた「付き合ったことがあるやつと付き合え〜〜〜!」って言葉が響いた。
(急に出てしまったのだめオタク。私はいつまでも千秋先輩と結婚したい( ^ω^ ))

にしても知識の棚がないところに新たな知識をゼロから入れるのはきついので、
バックオフィスある程度さらったことある人にしかチャレンジ不可能な分野だとは思う。

というわけでなんやかんや当日を迎え、時間内に解き切り、なんの風情もなく
バンっと画面いっぱいに出てくる自分の点数を眺めて、会場のブースを出ると事務局の人が自分の点数が印刷された紙をくれる。(これ、落ちてたら2回も点数突きつけられるから地獄だわ)

こんな感じで一応明細もくれるけど、粗すぎる。
問題はパソコンに画面表示だし、メモも特に持って帰れないので復習するなら自分の記憶力だけが頼りです。(60問も冷静に無理★)

後日これを会社にさらっと言ってみたしたところ、奇跡的にこの検定を受けたやつがおり、「えっ、73.3%って後1問とか2問で落ちてんじゃん!」ってクソバカにされたので、どうせ誰も受けないだろ・・・と言いう思い込みは良くないなと反省しました。

最強に要領の悪い私でも受かったのできっと皆さんなら余裕です。
まずはテキストを買う・受験日時を決めてしまうをやってしまいましょう!!

ちょっとでもクスっとできたなら何よりです。 頑張れと私を想ってくださった優しい貴方、サポートしていただけると泣いて喜びます。会社では1人です。