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書くのが早い話

ここ最近は仕事だったりなんだりであまり書くのは早い自覚はないのだけれども、人から見ればそう思われるらしく、自他共に認める程筆が早い、としておく。

ふと周りを見たら自分は筆が遅いから、とかどうしたら筆が早くなるんだろうみたいな事を聞いたり聞かなかったり見たり見なかったりする。
これはあくまで素人論。誰かに役に立ったらいいなあ程度のライフハック的な記事になります。

大前提

・書いてる人間は物語を書き続けて10年以上の素人
・身内に物語を書いたり読んだりするような趣味や仕事の人はいない
・幼い頃から頭の中で連想ゲームをしていたような子ではあった
・数年前から数百文字程度の話を書いて副業をしている
・忘備録的なメモ帳程度
・この人はこうやって書いてるのね!みたいな感覚でどうぞ
・それでも役に立てたら嬉しいなあって気持ちで書いてます
・それではどうぞ

何故物語を書くのか

見る人聞く人によっては暴言に見え聞こえるかもしれないが私が読みたい話を探すよりも先に書いた方が早くないか?ということを思ったからである。
流行ジャンルを避けがちな自分が当時ハマっていたのは大流行していたジャンルだった。だから自分が書かなくても素敵な推しは見られるし、推しはいっぱい流れて来る。だけれども例えるのなら「好き嫌いなくいろんなものは食べられるけれども大好物のものは見つからないなあ」という状態だった。
大量のメニュー。味付けの多さ。数多のメニューの中から一つ一つ吟味していくのもいいけれども、でもそれならば。自分で好きな食材を集めて自分で味付けした方が手っ取り早くない? という手段に出た。

自分の作ったものだから美味しいし最高なので今も多分書き続けているんだと思う。

一体何をしてきたか

と言われると心当たりがある内容とか心構えとかは下記の通り。

【趣味の範囲】

・お題サイトやお題botなどをばーっと見たりしてネタを考えたりメモしたりする
・このネタでこの登場人物だったらこうするだろうなああするだろうなと考えて話にできそうなら書く
・数年前にワンライ(お題を見て一時間でネタを出して話を書くこと)を週に一度程度数カ月続けていた
・話を書く前にイメージソングのようなものを設定する
・寝食などの生活に必要最低限なこと以外を書く事に集中させていた
・鉄は熱いうちに打て
・SNSはしていたけれどもネタをポンと呟いてあっ面白そうだなと思ったら書き始める
・とりあえず書く
・クオリティは良いから完結させることを優先しろ

【副業の範囲】


・お客さんから頂いた数百文字の内容を膨らまして話にするのを30分以内に行うこと×40件(それも3日間以内とかに)
・お客さんから頂いた内容を膨らまして話にすることをする
・内容を見返して着手は手早くする
・とにかく書く

もっとまともな事を書けよ! って言われたり思われたりするんでしょうが本当にこれしかしてないのである。
あと本当に話を早く書くと言う事に焦点を当てるなら「寝食などの生活に必要最低限なこと以外を書く事に集中させていた」「とにかく書く」「クオリティは良いから完結させることを優先しろ」ぐらい。
正直寝食~は今じゃあんまりしていないけれども、作品を量産していた頃とかは「鉄は熱いうちに打て」の通りに書きたい!表現したい!が溢れていて書いていた気がする。
誰かが書く前に・世に出す前に私が出すんだと言う気持ち。私味のものを出すんだと言う気持ち。

とにかく早く書けるようになるまでに効いてるな~って思うのは主に副業の部分。
お金を貰うからには必ず納期だったりクオリティを確保したうえで出さなくてはいけないからある程度の制限が縛りゲーのように効いてくる気がする。
正直「お客さんから頂いた数百文字の内容を膨らまして話にするのを30分以内に行うこと×40件(それも3日間以内とかに)」に関してはすっごい大変だった。大変だったけどこのあたりで鍛えられたスピードとか効率みたいなのはできているかな、と思う。
勿論想像の部分も大事。最近はこのあたりが衰えている気がする。起承転結をきちんと考えるわけではないけれども絶対に終わらせるぞ!みたいな、話を作るぞ!みたいなところはなくなってきたなと思うので鍛えたいところ。

これだけはした方が良いのではないか

じゃあ早く書けるようにするには何をすればいいのよ、っていう話でアドバイスできるのは
・いいから書け
・クオリティはともかく完結又は完成させろ
・迷うな
・強く想像しろ
ということである。

いいから書けって何さ


何処かの某ゲームで書く事において「頭の中ではできている」という言葉が出てきたわけだけれども私に言わせれば「じゃあ書けるな!書け。書いて完成させろ」としか言いようがない。書く事において実行して書かなければそれは無いのと一緒です。
絵や漫画においても「頭の中ではできてる」と言ったって描かないとできないのと一緒。そこになければ無いです。

クオリティはともかく完結・完成させろって何さ

書いてて生計を立てるような作家・書き手ならばともかく趣味の範囲で書くぜというような人にとっては完結・完成優先で良いんじゃないかなと思うんです。どんなことでもそれが大事、と思うので……。
クオリティは二の次ということか! と怒りのお声を聴くかもしれない。そうじゃないんだ。
なんでかと言われたらどんなものでもあなたが書きたいと思って考えて自分の時間を使って・作って書き上げたのならそれ自体が素晴らしい事なのだから良いものに決まってるじゃない、と思うからです。
あと昔見聞きした言葉で「スランプであってもまずは完成させなさい。話はそれからだ」という言葉を聞いて感銘を受けたのもあります。
個人的な事になってしまうのですが自分で自分の作品の事をクオリティが低いから~とか、卑下するのはあまり好きではないです。前述のとおりあなたが世に出したい、話を書きたい作りたいと思ったりした話が悪意を持って作ったのならともかくそうではないのだから良いものだと思うからですよ。
それに加えて「あなたの作品を良いと思った人が良いと思った気持ちを蔑ろにする」ことになるのでそれは避けた方がいいのではないかな、と思います。

迷うなって何さ


これは「いいから書け」っていうことも含んではあるんですけれども、書いてる内に「どうせこんな作品……」だとか「誰も読まない……」みたいな弱い気持ちになる事ってありますよね?
絶対に止めるな。気迷うな。いざ進め。前だけ見ろ。いいから完成させろ。の気持ちを大量に含んでいます。
これは私にもある気持ちなのでその気持ちわかる……分かるよ……と思いながらも「俺が読みたいから書くんだ!」の気持ちで突き進んで欲しいです。
俺の作品最高だぜ!の気持ちは迷わず突き進んでほしい。

強く想像しろって何さ


これは完全に自分向けです。話の内容とか「あれどうだっけ」「これどうだっけ」とかあるじゃないですか。読み返すと矛盾があったりなかったり後悔したりしなかったりと色々あると思うのですが、その時にそうならないときの為にメモを残して見返して矛盾点無いようにとか完結まで強く想像したのならばそれはもう頭の中ではできたも同然。それなら書けるよな? という話。つまりは「いいから強く想像して頭の中で仕上げて書き上げろ」ってことですね。うん……。


総括

想像も創造も悪意を持ってやったり、モラルから逸脱しない限りは自由だ! と思います。
中には趣味なのに書くのが大変……苦しい……嫌だ……という人もいると思う。でもこれを此処まで見ているという事は早く書き上げたいのかなってことでそれは頑張って……。
書くのは好きだけど早く書けない~読んだけど分からなかった~っていう人は「早く書く練習をする」っていうのがいいのかなって思います。ワンライとか。
あと何すればいいん? って言われたら何でしょうね、いろんな本読んだりテレビとか映画とか見たりなんだりして色んな表現を見聞きしたり表現の幅を広げる、ってことをしてもいいのかなって思います。

あとはいろんなことに卑下することなく体に気をつけて楽しい創作活動を過ごしてほしいなあって思います。それと同時にこの記事が誰かの役に立ったり背中を押して応援になったら嬉しいなあと思います。

あなたの創作活動、ソウカツ! 始まってます!


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