◆「焙煎後、何日置いた方がいいのか」問題で語られない大切なポイント
1.「焙煎後、何日置いた方がいいのか問題」とは
コーヒーには「豆の焙煎後、何日置いてから飲んだ方がいいのか」ということが、時に話題になります。講座でも質問を受けることがあります。
プロでも言っていることは人によってさまざま。
「焙煎後すぐに飲める」、「半日~1日置いた方がいい」から、「3~5日置いた方がいい」、「いや、1週間は」。さらには「2、3週間置く」と言ったものまで。
置く理由は、
「焙煎して数日は舌がピリピリするような刺激のある味がする」とか、
「数日置いた方が甘味が出てくる」、
「熟成されて美味しくなる」
などなど。いろいろ言われてます。
が、基本的に「置く理由」とは、
「そのコーヒーが一番おいしく飲める『飲み頃』にするため」
ということでしょう。
これが「焙煎後、何日置いた方がいいのか?」という問題で、そして人(主にプロの人)によって、主張する「置くべき日数」が異なる、というお話です。
2.なぜ「置くべき日数」が異なるのか?
で、どうしてこのようなことが起こるのか。
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