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どこのどなたか存じませんが「ありがとう」のお礼を伝えたいとき

どこのどなたか存じませんが とか
知ってるけど関わりがない人 とか
顔はわからないけど とか

その誰かに感激して「ありがとう」だけでなく、お礼をしたいと思ったときってありませんか。

言葉で直ぐに伝えられれば一番良いけれど、その場にいないとき。

そんな時 私は
「いつもありがとう。この人の徳になりますように。」
と祈ります。

その人の運の後押し。
応援みたいな感じでしょうか。

以前、私が働いていた会社での話。
トイレを掃除してくれていたパートのおばさんは、推定年齢60後半から70代くらいの方でした。
朝たまにあって挨拶をするくらい。

その方が掃除してくれたトイレは、空間もスッキリして爽やかな感じで。
深呼吸したくなるトイレって言ったらわかるでしょうか。

毎日気持ち良く使えるのが嬉しくて、その方にずっと感謝をし続けていたのです。

最近、顔を見ないなと思っていたらなんと寿退社!
もう働かなくていいよってプロポーズされたそうで。

嬉しかった!
これって偶然かな。でももしかしたら⁈
運の後押しの一滴一粒にはなっているかもしれない。
そう思い始めた出来事でした。

ちなみに、その後人が変わってからは普通に綺麗なトイレです。
いま思うと、その方の気が良かったからかも知れませんね。

今でもスーパーやお店でそんなトイレに出会ったら、掃除をしてくれた誰かに気持ち良い空間をつくってくれた感謝をするようにしています。


どなたかまるで存じませんがの方に
小さなお礼。
いつかその人が花開くための
徳の一滴一粒となりますように。


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