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水面に浮いている人の絵

前回とずいぶん間が空いてしまいました。
その間あまり自分の絵を描いていないんだなと思うと、残りの人生の中で描ける絵はそんなにたくさんないのかもしれないと思ったりもします。

人は、自身の経験や写真・漫画・浮世絵…その他、誰かが作ったビジュアルなど目にしたことのあるものの中から「こういう絵は水面に浮いている人なのだろう」と認識するのではないかと私は考えています。
その自分なりの理論を使って描きたいものを絵にするということをやっているけれど、本当は液体における光の屈折や動きの規則性や理論などを勉強し、それをベースに漫画や浮世絵などの既存の表現も取り入れながら描けたらさぞかし面白いだろうなぁと思うけれど、そこまでの時間と体力と気力がないな…と思っているから私はダメなのだな。とよく思います。

これは完成作(写真なのでグレーになってしまいましたが実際はもっと明るい)

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これは下書き(一部トリミング画像)

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比較することに意味があるのか?出来上がったものが全てなのか?
わからないし考える必要もないのかもしれないけれど、もし目にした誰かが「へー、面白い」と思ってくださることがあるとしたら、何か意味が生まれるかもしれないと思うのであげておきます。



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