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ChatGPT-4oの仕事でも使える便利な使い方

今回の記事を読めば、ChatGPTの便利な使い方を学ぶことができます。

本日もまたまたChatGPT-4oについての記事を書かせてください。

最近ネットのニュースやSNSでもかなり話題になっているので、OpenAIがChatGPT-4oを発表したことは多くの人が知っているかと思いますが、これだけ話題になっているので、このタイミングからChatGPTを使ってみようという人もいるのではないかと思います。

ただ、これからChatGPTを使っていく人たちの中にはどうやって使えば便利にChatGPTが使えるかわからないという人もいるかと思うので、このタイミングでChatGPTの便利な使い方について、ご紹介させていただきます。

自分も普段仕事の中でChatGPTを使うことは多い、というより使わない日はないくらいなので、その経験も交えながら、どういった場面で使えるかといったところも紹介します。



文章やプレゼンの全体構成を考えてもらう

この使い方はとても基本的な使い方になるのですが、ChatGPTを使うことで、文章やプレゼンの構成を考えてもらうことができます。

例えば、今回の記事は「ChatGPT-4oの仕事でも使える便利な使い方」というタイトルで執筆していますが、ChatGPTに以下のようにプロンプトを送ってみます。

ChatGPT-4oの仕事でも使える便利な使い方」というタイトルで記事を書きたいと思っています。
ChatGPTを始めて使う人にもわかりやすい記事にするために、記事の構成案を出してください。

するとChatGPTは以下のような返答をくれます。

私は今回書きたいことが決まっていたので、あえてChatGPTの出してきてくれた案を採用はしていないのですが、上記のように記事の構成をChatGPTは提案してきてくれます。

このような使い方をすれば、記事の執筆だけでなく、プレゼンの構成案を考える際にも使えますし、自分でアイデアがあまり出ない時など便利です。

さらに内容についてもChatGPTにお願いすれば、叩き台のようなものを提案してくれるので、自分が言いたいこととと照らし合わせながら、案を採用すれば効率的に資料作成作業を行うことができます。

資料などに入れる画像を生成してもらう

こちらも基本的な使い方になりますが、例えばプレゼンの資料などを作成する際に、画像を差し込みたいことなど多いと思います。

そんな時もChatGPTにお願いをすることで、画像生成をしてくれます。

例えば、今回の記事で使用している以下の画像ですが、これも以下のようにプロンプトを送り、ChatGPTに生成してもらっています。

ChatGPT-4oの使い方解説記事を書きたいと思っています。
このテーマに沿って画像を16:9で生成してください

このように、資料作成などで画像が必要なときにAIに生成してもらうと便利です。

わかりにくいドキュメントを解説してもらう

仕事などでわかりにくドキュメントを読む際もChatGPTは非常に有効です。
ただしこの使い方は、機密情報の扱いなどには十分注意し、普通に自分のWebで使っているChatGPTに機密情報を入れるなどは絶対にしないでください。

なので、この使い方は会社の内部でセキュアに使うことのできるChatGPTがある場合や、一般的にネットに公開されているサイトやドキュメントを読まなきゃいけないときに使っていただければと思います。

例えば、以下はChatGPT APIを便利に使うためのpythonライブラリlangchainのドキュメントなのですが、見るからに英語で難しそうですよね。

そんな時もChatGPTが活躍してくれます。

例えば以下のようにプロンプトを打ちましょう。

This package contains base abstractions of different components and ways to compose them together. 
The interfaces for core components like LLMs, vectorstores, retrievers and more are defined here. 
No third party integrations are defined here. The dependencies are kept purposefully very lightweight.

上記をわかりやすく解説してください。

すると以下のようにChatGPTから解説が返ってきます。

このようにChatGPTは自分で読むのはしんどそうだなと思ったドキュメントをわかりやすく解説してくれます。
もちろん英語でなくても、日本語で難しいドキュメントや文章があれば解説してもらうこともできます。(というより言語はなんでも解説してくれます)

自分が文章を読んだ際に自分の認識が正しいか確認するために使うというのも有効です。

このような使い方をすれば、仕事で難しいドキュメントを読まなければいけない時など、理解を助けてもらえます。

ただし、前述したように機密情報などの扱いには十分注意し、会社で使用できるChatGPTなどがない限りは、一般にネットで公開されているようなサイトやドキュメントのみでやるようにしましょう。

プログラミングで基礎的なコードを生成してもらう

プログラミングのコード生成にもChatGPTは役に立ちます。

これは普段からプログラミングをやる人でなく、プログラミングの知識が0でも動くものがとりあえず作れるくらい、ChatGPTのプログラミング能力はすごいです。

プログラミング知識が0でもとりあえず動くものを作るにはどうすればいいかという具体的なやり方については別の記事でまとめているのですが、そこまで厳密なプロンプトを書かなくてもできてしまうので、驚きです。

自分の想像したものが形になるという経験はすごく楽しいので、プログラミングの知識がなくてもぜひ試してみてほしいなと思います。

自作のアプリにAPI連携する

こちらに関しては少し発展的な内容にはなるのですが、ChatGPTの便利な使い方の一つであることは間違いないので、紹介させていただきます。

少しITの専門用語のAPIという言葉が出てきてしまっていますが、要するに自分たちで作ったアプリの一つの機能として、ChatGPTの機能を組み入れることができるということです。

特にChatGPT-4oになってからはこのAPIの使用の料金が大幅に削減され、性能も上がったので、より使いやすくなっていると思います。

仕事への応用としては難易度は少し高いかもですが、以下のようなケースが考えられます。

例えば、IT化があまり進んでいない会社があったとして、でもある機能を持ったシステムがあれば便利だなと感じていたとします。

そんな時、前述しているプログラミング生成でChatGPTを使用した例と組み合わせて、AIを使ったシステムのモックアップを作ることなんかもできます。

このようにモックを作ることで、内部で議論しやすくなったり、外部に委託する際に、イメージを先方に伝えやすくなったりします。
(ちなみに私はこの方法でモックを作ることで、そのモックを使いながらプレゼンをすることで、事業部で表彰された経験もあります)

少し難易度は高いかもしれませんが、こういった使い方をすることで、発想を広げていくこともできます。

まとめ

本日はChatGPTの便利な使い方について紹介しました。

また、それぞれ仕事で使えるシーンの例なども紹介しました。

昨今のAIの進化がすごく、AIをうまく使える人間が有利になるということが言われていますが、それはIT業界に働いている身からしても全くその通りだと思います。

来るべき未来に備えるという意味でも、やりやすそうなところからAIを使うようにしていき、少しでもAIになれるようにしましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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