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手帳は永岡書店のBizGRID

ここ数年、手帳は永岡書店のBizGRIDと決めている。大上司に教えてもらった。3年間、秘書として仕えた大上司の手帳は3ヶ月、いやもっと先まで埋まっている。スケジューリングの鬼だ。大上司の手帳は、毎週半分〜1/3が部下との面談で埋まっている。経営層として会社を前に進めながら、私含む部下一人一人と毎週、めっちゃ面談する。僕も毎週欠かさず30分、面談してもらってる。社長や会長に報告いく1分前まで、若手社員と面談してる。入れ替わり立ち替わり、多い時は一日10人やったりしてる。人によって全然、トピック違うのに、なんで脳味噌切り替わるんだ?面談しかしてないのに、何で仕事進んでるんだ?家で仕事してるようにも見えないし。謎である。まぁ。心からスゴイと思える人に仕えられるのは、サラリーマンにとって幸せなことだ。いろんなビジ本に書いてあるけど、3ヶ月先のスケジュールを組むと、仕事がちゃんとストーリーになって、キレイに進む。現在地もわかるし、次の行動にも迷わない。楽して良いところと、無理した方がいいところ、力の入れどころがわかる。仕事と精神が崩れてるときは、だいたいスケジューリングが崩れている。つまりそれが今の僕である。スケジューリングはそれ自体、けっこう時間がかかるから、油断すると後回しになり、だんだん手帳の余白が増えてくる。やることは多いのに、今日やるべきことが、見えなくなってくる。そして行き当たりばったりに、無駄な動きが増える。一度そーなると、リカバーには少々時間がかかる。スケジューリング、時間の使い方。これは人生の極意だなァと、いちサラリーマン的には思います。で、手帳。大上司に教えてもらったやつ。永岡書店のBizGRID。これはまず180度開いて、ノートパソコンの前にぺたっと広げられるのが良い。あとはカバーと紙の質感が良いこと。全編方眼で、フリーページがたくさんあること。ガントチャートがついてること。そして、今日の名言とか、余計な情報が一切ないこと。文具好きな僕は手帳も好きなんだけど、これは確かに、決定版だと思います。僕にとっては。一度、廃盤になって。生まれて初めて、僕は出版社にメールした。復活させてくださいと。同じ人が多かったのか、翌年復活した。買った手帳には、出版社からファンへのお礼の手紙が挟まっていた。いま、僕としては7つのプロジェクトが並行してて。そのうちのひとつが文章書く仕事なんだけど、ぜんぜん着手できない。スケジューリングが崩壊している。ここは、来年の手帳を買って、ひとつやる気を出そうと思った。んだけど、売ってないんだよね。フツーの本屋は高橋とノルティばっかりで。あーやって、棚を丸ごと寡占されちゃ、2社だけで売場が埋まっちゃうよなァ。仕方なくAmazonで買いました。あーあ。届くまで予定たてられないなぁ。とか思ったけど、考えてみれば年末までの3ヶ月は今の手帳の範囲内なのである。ただのやる気出ない言い訳であった。1226文字

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