続・最近見たドラマの話

どうも、私です。
今日は、「続・最近見たドラマの話」をします。

お付き合い下さい。
(↓前回はこちら)

①エルピス-希望、あるいは災い-

大洋テレビの女子アナウンサー・浅川恵那(長澤まさみさん)が、過去に起きた『八頭尾山連続殺人事件』の犯人が冤罪ではないかと、新米ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦さん)から相談されたのをきっかけに真相究明に立ち向かう社会派エンターテイメント。

恵那が、事件を追っていくうちに自分自身を取り戻していく姿。
環境に恵まれていると思われた拓朗の苦悩。
明かされていく『八頭尾山連続殺人事件』の真相とそれを揉み消そうとする権力。

真相に近づいていくほどに泣きそうになったし、怒りが込み上がった。

実際に起こった数件の冤罪事件を基に作られているので、エンディングにはそれらを扱った書籍が『参考文献』としてクレジットされていたり、最近のドラマではあまり見られないほど鋭く切り込んでいくので、いろんな意味でドキドキ、ハラハラしながら楽しむことが出来る。


②ブラッシュアップライフ

「はいはい、またバカリズムでしょ」と思った、そこのあなた。

そうです←

33歳で亡くなってしまった近藤麻美(安藤サクラさん)が、死後案内所の受付係(バカリズムさん)から来世で生まれ変われるのが人間ではないことを聞かされ、人間として生まれ変わるべく、生まれた時点からもう1度人生をやり直すタイムリープ系ヒューマンコメディ。

「人間に生まれ変わる為には徳を積んだほうがいい」と受付係に聞き、もう1度人生をやり直しつつ徳を積むのは、時に成功し失敗してしまうのだが、何と言っても保育園時代の麻美(永尾柚乃さん)の奮闘っぷりが大好きで、『体は保育園児、中身は33歳女性』という設定なので、言動や表情が大人と変わらないのがとても面白く、中でも夜の公衆電話で見せた表情は何度見ても最高。

そして、人生をやり直すことで変わっていく麻美自身の未来や周囲の人物達の未来も見どころなのだが、私はこのドラマを見てしばらく、レミオロメンの『粉雪』を聞くと大爆笑してしまう病気になった。


こなーーーゆきーーーーー!!!!!


③アンナチュラル

不自然死を扱う『不自然死究明研究所(UDIラボ)』の活躍を描いた法医学ミステリー。

法医解剖医・三澄ミコト(石原さとみさん)
法医解剖医・中堂系(井浦新さん)
三澄班の新人記録員・久部六郎(窪田正孝さん)
三澄班の臨床検査技師・東海林夕子(市川実日子さん)
中堂班の臨床検査技師・坂本誠(飯尾和樹さん)
彼らをまとめる所長・神倉保夫(松重豊さん)

がUDIラボに運ばれてくる様々な死体にまつわる事件と真相を描いた作品で、個人的には第4話『誰がために働く』第6話『殺人遊戯』は見ていて真相に近づけば近づくほどつらかった。

また、中堂の過去も壮絶で、見終わった後はしばらく呆然とした。

そして、エンディングで流れる米津玄師さんの『Lemon』の切なさ。

脚本、キャスティング、どれもが素敵だった。


『2』が見たい作品。


④MIU404

『アンナチュラル』、そして現在公開中の映画『ラストマイル』と併せて、同一世界線上で繰り広げられる刑事ドラマ。

警視庁に新たに増設された、『第4機動捜査隊(4機捜)』に配属された、伊吹藍(綾野剛さん)、志摩一未(星野源さん)が事件解決のために奔走する姿を描いた作品。

志摩と事件を解決していくうちに、4機捜での仕事にやりがいを見つける伊吹。
伊吹の自由奔放な振る舞いに、呆れていたが徐々に受け入れ始める志摩。
伊吹と志摩、それぞれが抱える心の闇や過去から互いに救い上げる姿。

その姿がスタイリッシュに描かれていて、伊吹が犯人を追いかけるときに見せる足の速さは圧巻だった。

また、前述の通り、『アンナチュラル』と同一世界線上なので、UDIラボの存在を匂わせる演出があってずるい。笑


『アンナチュラル』が好きな人は、見てほしい。


⑤これは経費で落ちません!

経理部勤務の27歳OL・森若沙名子(多部未華子さん)が、自身の勤める石鹸会社『天天コーポレーション』で経理に関する様々な問題に立ち向かっていく姿を、営業部員・山田太陽(重岡大毅さん)との恋模様と社内の人間模様を交えながら描く作品。

沙名子が、自身の好きな言葉である『イーブン』、座右の銘である『ウサギを追うな』を軸に、経理として様々な問題、ウサギを追う姿は見ていて爽快感を覚えるとと同時に、「経理って、こういう仕事なんだ」と分かる描写がされていて、このドラマを通して、経理に興味が湧く人もいると思う。

そして、基本的に1人でいることが好きな沙名子に対して、真っすぐな愛を伝え続ける太陽の姿に思わずきゅんとする人もいるだろう。


ええ、私です←

こちらも、続編をお待ちしております(?)


⑥私の家政夫ナギサさん

「また、多部未華子かよ!?」と思った、そこのあなた。

そうなんですよ←

『天保山製薬横浜支店』のMR(医薬情報担当者)として働き、北横浜エリアのチームリーダーに選ばれるほど成績優秀なのに家事は苦手な相原メイ(多部未華子さん)が、家事が出来ない姉を心配した、メイの妹・唯(趣里さん)の職場『NTSクリーンハウス』から派遣されてきたスーパー家政夫・鴫野ナギサ(大森南朋さん)、メイの隣に引っ越して来た、ライバル会社である『アーノルド製薬』の横浜営業所で働くMR、田所優太(瀬戸康史さん)と突如現れた2人の男性に振り回される姿を描いたハートフルラブコメディ。

仕事に対しては真面目だけど家事は苦手なメイ。
家事をこなしながら、メイのことを気遣う優しさを見せるナギサさん。
同じMRとして切磋琢磨しつつ、メイのことを気に掛ける田所。

という、『根っからの悪人』は一切いないけど、『責任感は人一倍強い人達』で成り立っているドラマなので、見ているだけで心が温かくなるのが好き。
何より、メイのことをナギサさんのように応援したくなるし、ナギサさんのような家政夫に来てほしいと思う。


私のところにも、ナギサさん来て下さい。笑←


⑦VIVANT

満を持して(?)、放送終了からしばらく経ってからNetflixで見た。


何この、とんでもないドラマ。


とある事情により、中央アジアのバルカ共和国に向かった矢先、爆破事件に巻き込まれる丸菱商事・エネルギー開発事業部の乃木憂助(堺雅人さん)。
命の危険に晒された乃木を救うために、駆け付けた警視庁公安部・野崎守(阿部寛)と相棒のドラム(富栄ドラムさん)。
3人と行動を共にすることになる、WHIの医師・柚木薫(二階堂ふみさん)。

彼らを爆破事件の重要参考人として追いかける、バルカ警察の警察官・チンギス(バルサラハガバ・バトボルドさん)。

謎の男、ノゴーン・ベキ(役所広司さん)。

乃木が、爆破事件の際に耳にした『VIVANT』という言葉の意味。

全てが繋がったときの衝撃たるや、凄まじかった。


何このドラマ(2回目)。


そして、豪華な出演者だけではなくロケやアクションも凄まじく、毎回毎回ハラハラしながら見ていた。

ちなみに、私が好きなキャラクターは、チンギス。


というわけで、今回もとんでもない勢いで話したけども、付いて来られました?大丈夫?


皆さんが好きなドラマでおすすめがあれば、ぜひ教えて下さい。


よろしければ、お願いします。 お願いします!!(圧