『白雪姫と七人のこびと』の話

あー、ディズニーリゾートに行きたい。
どうも、私です。

今日は、当時幼稚園生だった私が、初めての東京ディズニーランドで乗ったアトラクション、『白雪姫と七人のこびと』が怖すぎて失神しかかった話をします。

お付き合い下さい。

当時幼稚園生だった私にしてみれば、見るもの・聞くものすべてが刺激的かつ感動的だった初ディズニーでその悲劇は起きた。
『白雪姫と七人のこびと』は、ファンタジー・ランドにあるアトラクションで入口にはこんな注意書きがあった。


「怖い魔女が登場します。小さいお子様はご注意ください。ハハッ☆」


最後のハハッ☆は私の誇張だけど、実際にある注意書きである。
それを両親に読んでもらってもなお、私は思っていた。

言っても白雪姫と七人のこびとが出て来て、きっと楽しいアトラクションに違いない。魔女が出てくることがあっても、最後はプリンス・チャーミングが出てきて、ハッピーエンドだ!

と。頭上でこちらを見下ろすお妃様に気づくまでは。


え、待って。お妃様いたよね?


始まりは、ご存知魔法の鏡と向き合うお妃様の場面。めちゃくちゃ暗いしちょっと怖いが、まだ耐えられた。

お妃様「魔法の鏡よ…」

よく見かける場面だな、と見守っていた時だった。目の前で、お妃様の首がグルリッ!と回転したのだ。
そして現れたのが、あの魔女である。

魔女「世界で、私が1番!」

私「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」


首が回るなんて、卑怯よぉぉぉぉぉ!!!!!


あまりの恐怖に、私はこの場面以降、このアトラクションに関する当時の記憶は一切ない。

父「魔法の鏡の件の後、あまりにも反応がなさすぎて泡でも吹いて失神したんじゃないかと心配したけど、下りる時に意識があったからホッとした」

と心配されたレベルで、私にはトラウマ以外の何物でもないし、泡は吹いてない。

だって、ずっと魔女のターンなんだもん。
事あるごとに、驚かしてくるんだもん。
それは、無理。それはそれは無理。

後になって、当時のガイドブックを見てみると、 


「白雪姫が体験した冒険を、白雪姫の目線になって体験するアトラクションです。ハハッ☆」


と書かれていた。

それにしても、怖すぎるやろ。

それもそのはず。
この『白雪姫と七人のこびと』は、位置付けとしてはお化け屋敷として造られたらしく、結果、白雪姫は1回のみ。七人のこびとは2回登場。魔女は盛り沢山。BGMは常に不穏でどちらかといえばバッドエンド。プリンス・チャーミングに至っては皆無という子供達の想像の斜め上をいくアトラクションなのだ。
(ちなみに、東京以外は何かしらの形で、プリンス・チャーミングが出てきてハッピーエンドで終わるらしい。いいなー)

大人になった今でも、乗るのは乗るけどやっぱり怖いし、行きはノリノリだった子供達が、呆然としているか泣いているかのどちらかで帰ってくるのをみると、

「その気持ち!分かるよ!!」 

と言いたくなる。

何が言いたいかというと。
そろそろ、東京もプリンス・チャーミングを登場させてハッピーエンドにしませんか?

っていうー。笑

よろしければ、お願いします。 お願いします!!(圧