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育休中に税理士試験の勉強を継続して、得たもの

来週、税理士試験があり来年受験しに行く予定です。
4月に申し込んだ通信講座を私なりにコツコツやってきたけど、出題範囲を終えることなく試験日を迎えそうだ。笑

けれど、この一歩を踏み出したことで得られたことはとても多くて、背中を押してくれた夫には感謝しかない。
娘を週に2日ほど一時保育に預けて、税理士試験の勉強がしたいと夫に打ち明けたら、「いいじゃん。」と一言。あまり人を褒めない夫からたまに出る「いいじゃん」は、私をとても励ましてくれる。

しかし、一時保育に預けたら預けたで、保育園の洗礼で娘と自分が隔週で熱出したり、寝かしつけたあとにそ~っと勉強を始めるなり夜泣きで連れ戻されたりと、全然全く計画通りに進められなかった。
というか、計画が甘すぎた。

それでも得られたものが多かったので、記念受験の言い訳の代わりに書き残しておきたい。

■保育園に預けたことで、娘の世界が広がった!子育ての協力者が増えた!
これが一番かもしれない。保育園に預け始めた当初は罪悪感で一杯だったが、2ヶ月ほど経つと、保育園での時間を楽しんでいる娘がいた。保育園の先生をみた途端、両手を伸ばして抱っこを申し込む娘に、頼もしさを感じる。保育園の連絡帳に書いてある娘の姿に、もう既に、私の知らない娘の生きる世界があるんだ…と胸が熱くなった。送迎の合間に保育士さんとお話する時間は、私の育児不安を和らげてくれた。
本当に、人間万事塞翁が馬だ。何が幸いするか分からない。

■自分にとって大事なことは、一番最初に手をつけるべき。
育児中は特に、いつ何が起こるか分からない。保育園に預けたって、次の瞬間お迎えの電話がかかってくるかもしれないし、そしたら暫くは看病に全力を注ぐ必要がある。
時間ができたら〜とか、先に家事やって〜とか言ってたら、一生時間なんて取れねぇ…!!!(白目)と実感した。

■そのためには、自分の中の優先順位を明確にしておくことが必要。
これ、仕事してたときから苦手でずーっと上司先輩から言われてきたこと。本当にそうだったのね…と今更実感してます(若いときの上司先輩、ごめんなさい)。家事育児に加え勉強も含めて100%なんて私には到底不可能。だから、大事なことを取りこぼさないために、優先順位が低いものは諦めることが必要ということがわかってきた。

■過程が楽しめることが継続の秘訣。
税理士の勉強は、計画倒れに胃が痛くなりながらも、とても楽しい。こんなにも間に合わないのに、勉強は続けたいと思えている。私の仕事は銀行員のため実務と勉強がリンクして、そういうことだったのか!と理解が深まるのが面白くてしょうがないのだ。
三日坊主を乗り越えるには「過程を楽しめること」が必要だと認識した。
併せて、高い理想や無理難題なゴール設定をするのはやめようと思った。私はすぐに高い理想を掲げてしまうので、ゴールに辿り着く前にしんどくなって辞めてしまうことが多かった。継続は力なり。結果より過程を、毎日を大切にしようと思った。

なんだか当たり前で手垢のついた言葉ばかりを並べてしまったが、この挑戦で実感が伴った言葉になって良かった。

背中を押してくれた夫、保育園で頑張ってくれた娘、本当にありがとう。
記念受験と言ってしまったが、貴重な時間を使わせてもらうので、来年のためにしっかり受けてくるよ!!


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