挨拶をすると価値観が広がる

こんにちは。

本日も、教員や保護者の方に向けたお話をお伝えします。

みなさん、挨拶はしていますか?

子どもの時に先生や親に

「挨拶をしなさい」

と言われたことを今でも覚えています。

その言葉は、今を生きる子どもたちや私たちの生活にも根付いています。

そして、挨拶をするだけで

「人生の価値観が広がる」

と言えるでしょう。解説していきます。

目次

・挨拶することのメリット

・敵意がないことを伝える

・好感のもたれる挨拶のしかた

挨拶をすることのメリット

では、そもそもなぜ挨拶をしなくてはいけないのでしょう?


「人として当たり前でしょ!」

そのような言葉が聞こえてきそうなくらい、人々は挨拶を当たり前にしているのです。

そこで、ふと考えました。
挨拶をすることで生まれるメリット、
挨拶をしないことで生まれるデメリット

挨拶をすることのメリット

・双方挨拶をしたら気持ちがいい

・他者と関係性が生まれる

・関係が深まると価値観や情報の共有ができる

・脳は挨拶はプラスな作用だと認識をして、挨拶を繰り返す



挨拶をしないことのデメリット

・挨拶をされても挨拶を返さないから、周りと距離が生まれる

・他者との関わりが減ることで、偏った価値観、情報しか手に入らない

・他者との関わり方に不満や悩みが生まれる

・他者と関われないから、挨拶ができない

・最悪、他者に危険な人、敵意があると感じさせる

挨拶をするか、しないか。それだけでこれだけの違いが生まれます。
そして、一番のメリットは、他者とのコミュニケーションにより、自分だけでは知らなかった世界へと導いてもらえるのです。

例えば、子ども時代に1人で多くの時間を過ごしてしまうと、単純に触れることができる情報量は偏りがあり、自分の知識量は少なくなります。

ですが、多くの人と関わることで多くの情報に触れることができ、知識の獲得も増えます。

挨拶はコミュニケーションの入り口です。積極的に行ってみましょう。

敵意がないことを伝える

挨拶をしないと相手からは敵と思われる。

少し、大袈裟じゃないか。と思われるかもしれませんが、本来、動物は自分のテリトリーに他者が入ってきたら排除するために戦うという遺伝子があります。

現代でも、その遺伝子が残っています。

でも、みんなは戦うことなく、過ごせていますよね。

それは、他者に対して、

「私はあなたに対して敵意はないですよ」

としっかり伝えているからです。

その方法が挨拶なのです。

実は、私たち人間以外の生き物も他者に敵意がないことを伝えながら生きているのです。 

例えば、猫もそうです。

意外でしょ?

どんな行動なのか

それは目を細める

です。

猫は目を細めることで相手に愛情表現を伝えたり、敵意はないことを示したりしているのです。

猫、すごくないですか??
言語が通じないから、しっかりと目を細めるという行動で、他者とコミュニケーションをとっているのです。

猫でさえ、無益な争いを避けるためにしている行動。好きな人に好きと伝える行動。
挨拶するだけで私たちが人間も相手に好意があることを伝えることごできるんですよ。なんて簡単な方法なのでしょう。

好感のもたれる挨拶の仕方

では、好感のもたれる挨拶とはどんなものなのでしょう。
教員をしていた時に、子どもに聞きました。
それは、

・相手より先に挨拶をする
・相手の目を見て挨拶する
・相手の名前を呼んで挨拶する

お気づきですか??
全ての内容に
「相手」
が入っています。
要は、相手のことを考え、相手の事を大切にすることだと子ども達は本質的に分かっているのです。

例えば、相手と目線が合わない挨拶ってどこか稀薄な感じを受けませんか?
相手に自分の挨拶の声が届かないと挨拶したことにはなりませんよね??
やはり、相手がいてこそ、相手に伝わってこその挨拶です。

様々な挨拶の仕方がありますが、相手にどのように伝えるかが重要です。

何のために挨拶をするのか。私は、挨拶をする時は、

あなたを大切に思っているよ。


そのことを思い、伝えられるよう今日も挨拶をしています。

まとめ

・挨拶をすることのメリット
→自分の価値観が広がる

・敵意がないことを伝える
→挨拶は他者に好意を伝えられる

・好感のもたれる挨拶の仕方
→相手を大切にしていることを伝えよう

私はこれまでの経験上、挨拶をすることで自分の価値観が広がったと感じています。

挨拶の仕方を変えることで、世界が広がっていくことを願っています。

それでは。