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中島愛 BIRTHDAY EVE SPECIAL LIVE ~GREEN DIARY~に参加した【ネタバレ注意】

今回も生涯応援し続けると心に決めた、中島愛さんのライブに行ってきたので感想文を書く。

前回のライブの感想を書いたとき、時間をかけすぎたことを反省した。
悲しいことに体感したものは、日々のアレコレにだんだん飲み込まれてしまう。
だから、今回はもう、今のテンションそのまま書く。推敲は誤字脱字と、日本語の間違いだけ。感じたことそのまんま。オタクテンションです。もうかしこまるのはやめるのだ!

セットリストについて
はい。それではいきます。
まず、セトリがあつすぎた。まだ6月初めなのに、セトリ見るだけで汗だくになりそう。梅雨をすっ飛ばして、入道雲が映える青空の下で汗を書いてしまう気分。
お腹の底から力をためて、エネルギー?熱?みたいなの発散して敵を倒すヒーローとかいるじゃないですか。
そんなセトリでした。

1曲目は「Over & Over」!
ツイキャスで、「オープニング楽しみにして欲しい」って言ってたからバンドメンバーさんの大活躍みられるのかなぁ、なんて思ってたけど、いや、楽しみにした甲斐がありました。
ポーンって時計の時報のような音。
これからライブが始まるんだって幸せな時が刻まれる合図だった。
ポーンって音とBOHさんのベースに、外園さんのギターの音色がかっこよくて、静けさの中でいろんな予感がする。
まめぐさんが出てきて、静かに歌が始まった。
少し薄暗い中で緑色に照らされているまめぐさんが幻想的だった。
「右、左」って歌詞で照明が切り替わって、本当こういうこだわり好きです。

歌い終わったあとの簡単な挨拶。
なんだかあらかじめ決められてたセリフみたいで。そんなところもなんだかあえて、やっている。そんな気がした。

そしてさ、このあと「愛の重力」はずるいよ。度肝を抜かれる。ガラッと変わる。まめぐさんも、西脇さんも天才。それについて行くBOHさんも前田さんも外園さんも天才!
最初からAORタイムでさ。10周年記念ライブで聞いた時よりもさらに圧巻の演奏と歌声。
イントロのキーボードとギターの静けさからの、ドラムがやってきて、まめぐさんの歌で一気に気持ちをもっていかれた。
ステージを彩る照明と、客席の真っ赤なハート込みで感じる音楽の嵐。外の雨にも風にも負けない愛の嵐だよ。
ギターソロに、ドラムソロに。まめぐさんの一挙手一投足と一緒にバンドメンバーのこともみたいから、目が足りません。

で、「Raspberry Kiss」!?
いや、びっくりして笑っちゃう。さっきまで重厚な雰囲気だったのに一気に可愛くなった。
でも、真っ赤な色が、ちょっと変わったらラズベリー色だね。白とちょびっと青を足すイメージ。流石、つながっている!全部まめぐさんで、流れがある。
何言ってるのか自分でもよくわからないけど、ライブ後のテンションそのままだから許してね。
右、左、くるりんぱ。
声を出さなくても一緒に体を動かして楽しめる曲で、そんな曲を前半にもってくることに、まめぐさんを感じた。
曲も歌詞ももちろんだけど、「ちっちゃくー」ってフリをしてくれたときの笑顔も、曲中の振り付けも、まめぐさんの声も、可愛すぎるよーーー!
前の2曲とのギャップすごい 。ギャップ萌えというやつをしているのかな。

なんて、思ってたらさ、「窓際のジェラシー」ですか!
本当にまめぐぐさんの幅広さを感じる。まだ4曲目なのに、全部違うよね。本当に全部まめぐさんで、歌いこなしていて、いやぁ、まめぐさんすごいよ。偉そうにごめんなさい。
いろんな側面を持ってみんな生きているなぁ、なんていつもぼんやり感じているのだけど、それをまた再認識させてくれる。
脳みそがフル回転する気持ちいい時間。
そんな時間をくれるのかライブだなぁ。
あと、照明!本当にメリーゴーランド乗っている気持ちになった。星空に包まれているみたい。

そろそろMCかと思っていたら、「サタデー・ナイト・クエスチョン」!
略して、サタナイは、いろんな思い出が蘇る。
今やかけがえのない存在になっている外園さんの第一印象は、この曲。
リスアニ2018の武道館のステージで膝まづいて弾いている!?
なんだこの変な人!?すごいけどどうしたの!?
という驚きしかありませんでした。
いまや、「ギター、ぞのっちーーー!」というかけ声の前に双眼鏡構える準備をはじめてしまいます。
まめぐさんが外園さんを見てるのも見たいけど、外園さんの手元と顔ギターも見たい。いつも葛藤です。
5曲連続で歌い切ったまめぐさん、演奏しきったバンドメンバーさん。すごいなぁ。すごいなぁしか言ってない。

MCタイム、演説みたいっていってたけど、まめぐさんの真摯な気持ちが伝わる。「お水おいしーい?」を一人芝居する様子もお茶目だし、ゆるっとしつつもしっかりと言葉を届けてくれて、私はこの人が好きだって思うのです。

キュート曲、大好物なコーナーが始まりました!
まずは「ハイブリッド♡スターチス」
ライブ開催が発表されたときにたまたま買って持っていたお花をね、ドライフラワーにした。
ライブになんとか連れて行きたくて、思い立ってブローチにしてみた。
胸にハイブリッドスターチスしたかったんだもん。オタクってそういう生き物だと私は思っている。
本当におしゃれな曲だよなぁ。また絶対ライブで聞きたい曲。

続いて「髪飾りの天使」
清竜人さんつながりで並んでくるかなとは思っていたから、
予想があたってうれしい!
CDでもこの流れ好きなんです。
恋して。家族になる。そんな人生の一つの場面がこの2曲で感じられる。
まめぐさんの、繊細な息遣い。息を吸う音。
バッチリです。最高に耳が幸せ。
まめぐさんの息の混じった声が大好きだから呼吸音まで好きになっちゃう。幸せが溢れる。

ここで「ねこ日記」!
でも、デビューしたころみかん箱の上で歌ってたって聞いたし、終わってみると納得。
お台場でもみかん箱乗ってたみたいだしね。ランカちゃんの歌はやっぱりランカちゃん降臨する。

MCコーナー。
最近、まめぐさんはランカちゃんのことを、「ランカさん」と言う。「green diary」発売したくらいからかな?
何かのインタビューでランカちゃんとの歩みにも関係しているっていうのを読んだ気がするから、心情の変化があったのかなぁ。
すぐ妄想してしまう。
次の曲いくのに、「聞いてくだい、メロンソーダフロート」って言ったのがなんだかアイドルっぽさを感じた。

「メロンソーダ・フロート」でさ、泣いたよ。
なんでここで泣くんだよ、私。自分の情緒が理解できない。
冷静になって、いや、冷静じゃないけど、終わってから考えてみると、きっと、この曲をライブで聞けたことがただ嬉しかったのかな。この曲の世界観、青春の香りがする緑色。たぶん私の心に残っている青春への未練を、くすぐってくる曲なんだと思う。
あと、ジャズマスター弾いてる外園さんがなんか神々しがった。外園さんが緑にまみれてて嬉しかった。
まめぐさんの優しい息遣いと、ポップな音楽と、切ない歌声と表情。
照明も、緑と白と、ワンポイントの赤もメロンソーダフロートだった。

「硝子色の夏」
最初何の曲かわからなかった。誰かのカバーだし、絶対聞いたことある。
でもなんだっけーって。すごい大好きな雰囲気なのにね。
サビくらいで気づいて、たまらなく愛おしい気持ちになった。
涙止まらなくなるよ。ボロボロ泣き始めてしまった。
まめぐさん絶対作詞の才能あるよ。もっと聞いてみたい。
西脇さんのハーモニカはいつもみたいに暖かく包んでくれるし、ベースの音がさ、優しいんだ。
Negiccoさんに言ってほしくて書いたセリフをまめぐさんがいっている。
まめぐさんの「愛してる」ってセリフにキュンとするんじゃなくて、見惚れてしまった。
あと、照明の色が、ピンク、青、黄色のNegiccoさんカラーで、白と緑もあって。客席も緑で。大好きです。

「Kailan」
なんかね、まめぐさんと西脇さんと外園さんが音楽で会話しているなって思った。
バンドメンバーが演奏しているのは「伴奏」じゃなくて、「併奏」といえばいいのな。
涙ぐみながら歌うまめぐさんの声に寄り添う部分もあれば、
その歌声に応えて返事をしているような間奏や、
歌の合間に弾いているフレーズもあって……。
今この場で同じステージにいるからこそ生まれるプロのやり取りを、同じ空間で味わえるのって本当に本当に本当に、幸せなことだよね。
音楽の理論とか全然理解してないけど、素人にも感じさせてくれる演奏の凄まじさと、音に乗せた気持ちが伝わってきた気がした。
今回の私の涙腺崩壊のピークはこの曲だった。
私もまめぐさんを追いかけていった3年前のフィリピンの景色思い出したよ。記憶と一緒に映像だけじゃなくてあの時の空気や匂いや、食べたものの味まで蘇ってくる。

歌いきって一瞬間があってからの拍手。
間合いの気持ちよさ。きっとこれも私がライブが好きな理由。

MCタイムで、「私がぐっときててはいけない」って言っていたけれど、ぐっときてくれたことが伝わってきて、それも含めてまめぐさんを感じられるし共鳴している気持ちになるから、私は、ぐっときてほしい。

「夏の記憶」
うん。びっくり。確かに夏も、郷愁も感じるんだけど、曲調の変化にびっくりしちゃう。そういうところ大好き。
ラストスパート、盛り上がっていくぞって気持ちが高まった。
間奏のお祭りゾーン。独特の間の中でポーズを取る姿が好き。
祭り囃子の中で盆踊りをしているような光景がね、見える。大好き。

花火も上がってて、遠い昔の夏の気配がした。幼少期の、セピア色になった写真みたいに一瞬を切り取ってくれた5分間でセピア色の写真の中に連れて行かれた気がする。
ぴたっとカットアウトして終わるのも好き。

「ドライブ」
いつも、この曲を聞くと、5年くらい前に妹と2人旅したときに見た、熊本の海と山の景色と、妹の横顔を思い出す。
でも昨日はまた違った景色が見えた。妹は出てこなかった。
最近耳にする機会が増えたシティポップっぽさを感じるのはなぜか。
前田さんの手の動きが気になってみてた。
ずっと同じリズムで同じところを左手で叩いてる。なんていうのかわからないんだけど、ついつい見入って、ついつい聞いてしまう。
あとね、1番と2番の間のギターとか、歌詞の合間のギターとか、すっごく外園さんらしくてたまらない。いい顔して弾いてるのがみなくてもわかる。
まめぐさんはさ、もう、大人の顔。美しいよ。
憂いを帯びた表情が、声にも顔にも浮かんでて、いい意味で30代を感じる。

間髪入れずに、「水槽」
ここのアルバムと曲順変えないでつながっていくところ大好きです。
イントロの西脇さんのピアノが印象的で、サビに向けて盛り上がるドラムもとても好き。
あと、ベースの音が響いてて、水槽の中で動いている魚の心臓の音みたい。
なんでかって言葉にできないんだけど、今までで一番好きな水槽だった。
どちらかというと暗い雰囲気でも前に進んでいける歌詞。
だんだん開けていく未来をみせてくれたのかなぁ。
最後笑顔で歌っているところが、なんだかいい。

やっぱさ、MCって大切だ。
「みんなのおかげでできたライブが」ってさ、素直に言ってくれてるの、わかる。まめぐさんのこの人柄も大好きなんだ。

本編最後「GREEN DIARY」
外園さんの刻むギターが好きなので、まめぐさんの声と重なって聞こえているだけで幸せ。
まめぐさんの歌声から、いろんな気持ちが溢れてた。
少し離れた席で表情はあんまりわからなかったけど、それでも声色から伝わる。手の振りも、ちょっと力が入っているときも。
まめぐさんにとって、とても思い入れのある曲で、思い入れのある瞬間になっているのかな。私がとても思い入れのある時間になってたから、一緒だと嬉しいだけかもしれないけどそんなことない!と思えた!

本編が終わって、アンコールへ。
マーチングバンドがはじまった!
アンデスを大事そうに持って出てきたまめぐさん。新鮮だし、可愛い。
アンデスもね、色が、とてもよい。まめぐさんに似合う緑!
緊張してそうにみえたけど、楽器を演奏している姿を拝める日が来るとは思ってなかったから嬉しいです。
テヘッみたいに笑いながら歌っている姿が可愛くって。
話すみたいに、ちょっとぶっきらぼうさを感じさせる歌い方で……。
「雨雲と」の「と」とか、「食べこぼしすこしなら」の「なら」のとことかね。サビの感じが、好き。
でも、ゆるっと歌ってないところもあって、本当にいい曲。
部屋着を着てゴロゴロしてるまめぐさん、想像しちゃう。
ごめん、まめぐさん。
今度はたんたたたたたたたんって一緒に歌いたいな。

歌が終わって、アンデス弾くために準備されてたマイクスタンドを後ろに置くのでもなく、スタッフさんに持って帰ってもらうのでもなく、自分で袖に戻しに行く姿が可愛かった。

「星間飛行」
何十回、何百回聞いている曲。
何回聞いても飽きないし、ずっとずっと一緒にキラッ☆ってしていきたい。
照明がオレンジと黄色で、ジャケットを思わせる。
MCでいってた、このバンドでやるたびに嬉しいっていう気持ち、わかる。ありがとう、まめぐさん。

最後の曲の前のMC、素直な気持ちを伝えてくれてるんだろうなって
まめぐさんの言葉が響いた。
演者としてオンラインでやることに対する思い、生のライブに対する思い、どんな人も傷つけない優しい言葉で伝えてくれる人柄。
私はライブ会場に行くことも含めて音楽を堪能したいから、ライブを開催するなら可能な限りいく。
でもいろんな人がそれぞれの楽しみ方で楽しめるような空間を作ってくれるまめぐさんにも、スタッフさんたちにも感謝しかない。
でさ、「顔で弾くギター」を超すパワーワード「顔が音楽している」
まめぐさん天才じゃん。
外園さんが褒められている。推しが推しを褒めていることに感動するから、オタクはちょろい。

「All Green」、泣いちゃうよね。
ギターのイントロ聞いただけで涙溢れてくるよ。
うん。全部うまく行く。大変なことも絶対あるけど、楽しい気持ちで最後を迎えられるって思った。
大げさなことがすぐ浮かんでくるんだけど、それが私だから仕方ない。
涙ぐみながら、素直な気持ちを歌声に乗せてくれてるまめぐさんがたまらないし、きっときっとたくさん悩んだり大変なこともあったし、今だって私達にはわからない苦労もあるんだろうな。それでもステージにいて前向きな気持ちをくれる。感謝しかない。
この曲のね、1番と2番の間に入ってくるベースのぼおぅって音が大好き。CDでも思ってたけど、ライブで聞いたらよりそう思った。そこだけリピートしたいくらい。
最後に今を噛みしめて、前を向く大事なことを思い直させてくれた。

なんかね、衣装のワイドパンツ?っていうのかな。
横に線が入ってて、ちょっとだけジャージっぽい部屋着な感じ。本編の衣装とがらっと変わった姿にドキドキした。
リラックスモードの「粒マスタードのマーチ」だけじゃなくて、コロナ禍の中で生まれた「All Green」にもぴったりだなって。家にいることが増えた状況をいい意味で感じさせてくれたというか、なんというか。前向きに捉えられた。文章にしててもうまくまとまらない。
つまり、まめぐさんは全部が最高だし、私にとっての希望の光だってことだ!

まだ書きたいことだらけだけど、終わり!
書きたくなったらまた、新しいノートの記事書くか、ツイートする!

まめぐさん、バンドメンバーさん、スタッフさん、
一緒に楽しんでくれたこまめさん。
あと、午前中ライブだって言って、会社ではしゃいでたときに、
一緒に楽しそうにしてくれた上司と同僚たちも。
みんなありがとう!

6/11(金)まで、ライブ配信アーカイブ見られるので、情報も載せておく。
配信チケット
https://eplus.jp/sf/detail/0291320002-P0030032P021001

あと、セトリもSpotifyで聞けます!
https://open.spotify.com/album/2hx1SE7aH9NC1CL8BQ3EsY?si=qqqKRoxkRJ-XYXeQEddFqQ


中島愛 BIRTHDAY EVE SPECIAL LIVE~GREEN DIARY~
2021年6月4日(金)開場:18時/開演:19時
会場:Zepp DiverCity
出演
中島愛
バンドメンバー
Keyboards & Band Master : 西脇辰弥
Bass: BOH
Guitar : 外園一馬
Drums : 前田遊野
Manipulator:須藤豪

【セットリスト】
1:Over & Over
2:愛の重力
3:Raspberry Kiss
4:窓際のジェラシー
5:サタデー・ナイト・クエスチョン
MC
6:ハイブリッド♡スターチス
7:髪飾りの天使
8:ねこ日記
MC
9:メロンソーダ・フロート
10:硝子色の夏(Negiccoカバー)
11:Kailan
MC
12:夏の記憶
13:ドライブ
14:水槽
MC
15:GREEN DIARY
アンコール
16:粒マスタードのマーチ
17:星間飛行
18:All Green

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