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祈祷師から見た世界

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あなたの暇つぶしになれば嬉しい 祈祷師から見た、あやふやな世界のお話 祈祷師・スピリチュアルガイド夢我一全(むがいちぜん)が訪れた神社のお話や、その神社の本当の御利益。神様…
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#スピリチュアル

短めコラム・人は同時にいくつもの「生」を生きている・命の共有

一昔前に「前世」と言う言葉が流行りました。 過去世を見てもらった人も居ると思います。 その時期は、どこもかしこも前世は「お姫様」や「源義経」だとか「織田信長」の人がいっぱいいましたね。 今回は、そんな「前世」の事と似ているけれど、少し違うお話。 本来、私達の「魂」は神仏と同じ場所から来た同種のエネルギーです。 神仏世界には全てがあります。 そこには世界全てが含まれ。人ひとり、それぞれの世界。また、その一人から派生する全ての結果がある世界(俗に言うパラレルワールド)

神事「田植祭」の話から見る、神の多重構造・スピリチュアル

少し前に伏見稲荷や、その他の神社で行われる「田植祭」のお話をしました。 ここから「神は山から降りてくる」という話に結び付くのですが、山を他の伝承や、昔話から見ると「妖怪」や「鬼」の住む場所「異界」とされる事が多い場所でもあります。 この日本中に流布され、残された伝承や昔話は所謂(いわゆる)「語り」です。語りは、簡単に言えば「嘘」と言う意味です。 山に住む「神(もしくは、そう比定された人達)」を、人間の敵、 人間とわかり合えないモノ→だから退治してしまう そんな図式が作

短めコラム・足る人生を手に入れるには

人間は、お金、時間、若さなどが代表するように「失くしながら」生きる事が前提にあります。 それは人間として産まれてきた我々が一生をかけて「体験」していく事は肉体を持つ魂の使命です。 その失くしていく過程で何を思うのか。失くした先に何を見るのか。失くしていく事は良い事なのか、悪い事なのか。 それは人の思考が千差万別であるように、一つの一生では全ての「失くす」は、体験し切れません。 だからこそ人は繰り返し生まれ変わり何通りもの「手に入れ」、「失くす」を体験し、経験とします。

神社や神様の事を調べる時にウィキペディアは向かない・スピリチュアルにも理屈は必ずある

対面での鑑定や、電話鑑定の際に良く神社のお話になる事が多くお客様はお客様で気になる神社の事をネットで調べてみたりとされています。 その内容を聞いてみると大体の情報がウィキペディアな事が多く、内容を読んでみると大抵は公式サイトや観光者向けに配られているパンフレットに書かれている事を、そのまま載せたような内容です。 これについては一概に、何が悪いと言い切れません。 日本の神を知るのに一番多く用いられる古事記、日本書紀を編纂したのが歴史の勝者だからであり。だからこそ神が国津神