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「いつも疲れている」エンパスさんへ。安心して自然体で生きるためのヒント

昨日の記事で、エンパスさんが楽に生きるためには
「サバイバルモードから脱することが最初の一歩」と書きました。

私も過去は「サバイバルモード」で生きていたなぁと感じるので
サバイバルモードについて
少し詳しく説明しておきたいと思います。

心理学的なサバイバルモードというのは
危険やストレスを感じたときに
私たちの脳が自動的に反応する状態のことです。

この状態では、
私たちの体と心は生き延びるために全力を尽くします。

例えば、突然山の中で熊が目の前に現れたとしたら
恐怖を感じて鼓動が早まったり、
汗が出てきたりするはずです。
(幸い経験したことはありませんが^^)

このとき体は「戦うか、逃げるか」のどちらかを選ぶ準備をしています。
これが闘争・逃走反応とも呼ばれるサバイバルモードの一例です。

サバイバルモードでは、具体的には心身に次のようなことが起こります。

  1. 心臓が早くなる:もっと多くの血を筋肉に送って、すぐに動けるようにします。

  2. 呼吸が速くなる:体に酸素をたくさん取り込んで、エネルギーを供給します。

  3. 筋肉が緊張する:すぐに動けるように準備します。

  4. 集中力が高まる:命を守るために、注意が研ぎ澄まされます。

これは、そもそもは私たちの祖先が野生の中で生き残るために必要だった反応です。

現代では、命の危険を直接感じることがなくても、生活の中でストレスや恐怖を感じるときに、同じような反応が起こります。

サバイバルモードは、通常は一時的なものなので、危険やストレスがなくなると体は通常モードに戻ります。

幼少期に喧嘩が絶えない安心できない家庭環境で育ったり、
親に無視されたり否定されるような生育環境で
長期間にわたってストレスを感じ続けると、

常にサバイバルモードで生きることになってしまいます。

エンパスのように、周囲の人のネガティブな感情や
場に漂う空気感に人一倍敏感だったりすると

他の人が危険と感じないようなものに対しても
「ここは安全ではない」ときっと感じやすかったと思います。

サバイバルモードで生きることは、
とてもエネルギーを消耗します。

常に危険に備えているような状態なので
心も体も休まることがありません。

リラックスすることが難しく、人からの批判や評価にビクビクして
いつも限界まで頑張りすぎてしまったり
小さなことにもイライラしてしまったり、
落ち込んだり集中力が続かなかったりと、
日常生活にも影響が出てきます。

サバイバルモードは、本来は命を守るための働きです。

でも、子供の頃、安心して頼れる大人がいないと感じたり
誰かのどなり声や喧嘩が絶えない家の中で
長い間ストレスにさらされ続けていたとしたら

1人で生きられない小さな子どもにとっては
命の危機を感じる状況との隣り合わせで
サバイバルモードで自分を守るしかなかったかもしれません。

そうやって長い時間をかけて慢性化してしまった
サバイバルモードから抜け出すためには、

安心安全と感じることができなかった
生育環境的な原因に目を向け、
当時のストレスや感情を癒やしていくことがとても大切です。

生き延びるため、危険を回避するために
心身をすり減らして頑張っていた自分を、
まずは認めてあげることから始めましょう。

大人になったあなたは今、自分のために
安全を感じられる環境を作ったり、
リラックスする時間を確保することができると思います。

身近なところでは
安心できる心地よい場所で、ゆっくり深呼吸をしたり、
好きなことをしたり、

そうやって自分に優しくすることを少しずつ習慣にしていきましょう。

自分で努力しても
なかなか思うようにリラックスできない場合は、
染みついたサバイバルモードを解除して
自然体でラクに生きられる根本的な体質改善のための
エネルギーヒーリングもおすすめです。

安全を感じられなかった環境で
やむを得ずサバイバルモードになっていた自分を深く理解して、

過去の心の傷を癒やしながら、
本来の自分らしさを取り戻していく。

そんなプロセスを一緒に歩んでいけたら本当に嬉しいです。

MUERA

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「エンパスの疲れた心が軽くなる ◡̈」
南の島通信𓂃𓆉𓈒𓏸
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