バリ島での移住体験がもたらしたもの
東日本大震災が起きた時
三女を妊娠したばかりでした。
日本では「自然出産」で出産するには
自動的にリスクがあるとされてしまう年齢だったので
思い切って、ずっと住んでみたいと思っていた
インドネシアのバリ島に
長女と次女を連れて移住しました。
バリ島には
アメリカ人の助産師さんがやっている
自然出産をさせてくれる助産院があることを
ネットで調べて知っていました。
日本は震災後でかなりゴタゴタしていて
放射能関連の色々な噂が飛び交っていたりと
とても穏やかな妊娠期を過ごせそうになかったので
とりあえず脱出した、という感じでした^^;
バリ島でお世話になったアメリカ人の助産師さんは
とても素晴らしい方で
移住から約半年後、無事バリ島で
3番目の出産ができたわけですが
(それについてはまたいずれ書くかもしれません^^)
出産以外にも、バリ島に住んだ数年間では
人生に大きなインパクトが与えてくれる体験を
たくさんしました。
いわゆる先進国とは異なる
独特の文化を持つバリ島に住んだことで
私のなかの「当たり前」がどんどん崩壊する経験をして
日本にいた頃に自分がもっていた「ものさし」を
ずいぶん手放せたように思います。
そもそもバリ島に子連れ移住をしよう
思い切って飛び込めたのは
その直前にバーストラウマやインナーチャイルドを癒す
ヒーリングを受け終わっていて
自分の中の「心の縛り」が外れやすくなっていたから
だったと思います。
バリ島での生活を終えて
日本に帰ってきてからは
誰かと自分を比べてしんどくなることが
あまりなくなって
本当にラクに生きられるようになっていました。
狭い世界の中にいると
問題や悩みとの距離が近くなって
「もうだめかもしれない」と
しんどくなりやすいのだけど
思い切ってそこから飛び出して
今まで知らなかった価値観に出会えると
自分のこれまでの人生の
「あたりまえ」が「あたりまえでもない」ってことに
気づけて
心がラクになります。
日常から離れて自分を見つめて過ごす
「リトリート」ということばがありますが
リトリートのもとの意味は
「退避」です。
今あなたが見えている現実は
実は果てしなく大きな世界の
ほんの小さな一角にすぎなくて
そこで苦しくなってしまうときなどは
一度「退避」して、
ふらりと知らない土地に
旅に出てみることもおすすめです。
自分の知らなかった価値観や
人々の暮らしに触れてみたら
悩みの捉え方が
少しだけ変わって、
ラクになることが
きっとあると思います。
MUERA
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「エンパスの疲れた心が軽くなる ◡̈」
南の島通信𓂃𓆉𓈒𓏸
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