大事な人が目の前からいなくなるかも、という不安を軽くするイメージワーク
こんにちは、MUERAです。
過去の私もそうだったのですが
「大切な人が目の前から急に消えるかもしれない」
そんなことを怖れる気持ちがいつもあってしんどい、というご相談をいただくことがあります。
恋愛や夫婦関係に問題がなくてうまくいっているときにでも、何かの拍子に顔を出すなかなか根深い不安です。
冷静に考えると「起こり得ない」ような事態をなかば妄想してしまっって、一人で苦しくなるんですね。
こういった場合は、過去に癒やされていない『原体験』があると考えてみましょう。
大事な人が自分の前からいなくなってしまうかもという潜在的な怖れは、子供時代の何か、もしくは大人になってからの恋愛でのつらい体験からきていることが多いです。
子供時代のものについては、ご本人の記憶にはないかなり小さい時の場合もあります。
(こういった場合はカウンセリングでの改善は難しいのですが、エネルギー的な手法で改善することができます。興味のあるかたはこちらの小冊子をお読みください。)
たとえば自分一人では生きられなかった幼少期や乳児期に、自分が親を必要としているのに親がいない、呼んでいるのに現れない、急に置いて行かれた、などの体験があると
潜在意識に「大事な人が目の前からいなくなる怖れ」が深く刻み込まれます。
もちろん大人になってからの、大好きだった人に突然別れを告げられる、裏切られる、などのショッキングな出来事がトラウマのようになって、その後の人生に影響を与え続けることもあります。
もしご自身の記憶の中に思い当たるものがあるとしたら、原体験を見つめて癒すことで、現在の苦しい気持ちは確実に軽減します。
ここでは、自分で思い当たる出来事がある場合のセルフケアとして、イメージワークをご紹介しておきますね。
エンパスやHSPなどの感受性の豊かな方はイメージワークが得意な印象があるので、まずはトライしてみられると良いかと思います。
・イメージの中で当時の自分を思い起こします。関係している人間がイメージのなかに一緒にいても大丈夫です。
・当時の自分がどう感じているのか、体感で今の自分の体によびおこすか、それが難しければ客観的に自分の様子を眺めます。
・しっかり当時の自分がイメージができて置かれている状況が理解できたら、ほかの登場人物には消えてもらいましょう。
・一人になった自分に近寄って、そばに寄り添うか、話ができるような話をします。
・当時の自分が我慢している感情があれば、それを感じられるように促します。「悲しいね」「不安だよね」など代わりにことばにしてあげるイメージです。
・当時の自分がありのままの感情を感じられるまで、ただそばにいて待ちましょう。
・過去の自分の様子が変わったり、少し落ち着いたら、背中を撫でるなどしても良いと思います。
・イメージのなかで話をきいてあげたり、自分が言ってあげたいことばをかけてあげても良いです。
・過去の自分が完全に落ち着いたら、「またくるね」など声をかけて、納得するようならその場を離れてイメージを終了します。
こういったイメージワークは、最初は難しく感じる(または、急に頭が冷静になってうまく進められない)かもしれませんが、一度でうまくいかなくても、あきらめずに何度かトライしてみてください。
ショックの大きかった出来事などは自分だけで向き合うのは難しく感じられるかもしれないので、
最初は「過去のちょっと嫌だった出来事」ぐらいからイメージワークを練習してみられると良いと思います。
イメージを使ったワークは、お風呂にゆっくり浸かっている時や、寝る前や起き抜けのボーっとしているときがやりやすいと思います。
お一人で難しい場合は、無理のないペースで少しずつカウンセリングで進めていくことができますので、お声がけください。
体験を思い出すことができない、原因がまったく思い当たらない場合の改善方法や、苦しい体験を再現することなく不安を軽くする方法もあります。
どちらの場合もまずは公式ページからご相談いただければご返答しますので、お気軽にお問合せください。
(お問い合せ、というメニューからフォームをお送りいただけます)
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