見出し画像

「せんべろ通り~東京都江東区・門前仲町」

横綱の土俵入りで有名な富岡八幡宮やその別当である永代寺の門前町として発展した門前仲町、通称「もんなか」は江東区を代表する観光地であり、地元の方々の憩いの場所です。
永代寺は明治時代に廃仏毀釈によって廃寺となりましたが、その塔頭である吉祥院が1896年に復興され、成田新勝寺を勧進して、深川不動尊と呼ばれるようになりました。
また、富岡八幡宮は江戸最大の八幡宮と言われ、八月に行われる深川八幡祭りは、江戸三大祭に数えられています。
 
昔から寺社仏閣の門前町には、参拝をする人々や物見遊山に訪れる方々のお腹を潤す飲食店が多数出店しました。ここ門前仲町も例外ではなく、永代通りの南北ともに個性を競った飲食店が少なくありません。特に清澄通りとの交差点の裏側は、昭和からの長屋も残されていて、「せんべろ」になれるお店もあります。
 
人間生活に欠かせない「食」、人と人が交わり合うことも大切にする店の数々、今まさしく瀕死の重傷となっているところが沢山ありますね。
一日も早く正常生活に戻り、明るい笑い声とそそる匂いが戻ってきて欲しいものです!

よろしければ、サポートをお願いします。 NOTEのスタートからの記事をひとつの成果物として、自主出版する費用の一部に使わせていただきます。