見出し画像

「中越大震災を乗り越えて~長岡市・旧山古志村の闘牛」

2004年10月の中越大震災によって、旧山古志村(現長岡市)は日本全国の注目の的ととなりました。震災後半月が経った後に3匹の子犬と母犬が救出されたという涙ぐましい物語(母犬はマリ)がありました。
 
旧山古志村は、被害も大きく蓬平温泉をはじめ、発祥の地と言われる錦鯉の養殖場や牛の角突き場も数多く大きな被害を受けました。
 
山古志を中心とする牛の角突きは、江戸時代の文献にも表されるように、国の重要無形民俗文化財に指定されています。中越大震災の後、その存続も危ぶまれていましたが、全村非難が解かれた翌年2008年に角突き場は復興しました。
村全体が一時消え去った状況、私たちは他人事にせず、記憶の中にきちんと刻む必要があるのではないでしょうか?
 
震災の翌年には長岡市に編入されましたが、忘れてはならない記憶、訪れていただきたい、そんな場所です。

よろしければ、サポートをお願いします。 NOTEのスタートからの記事をひとつの成果物として、自主出版する費用の一部に使わせていただきます。