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「曼荼羅の一刻(とき)~愛媛県大洲」

現存12天守の松山城と宇和島城の中間に昭和レトロの城下町、大洲市があります。
蛇行を繰り返す肱川沿いに開かれた城下町であり、全国に13か所で開催される鵜飼が行なわれている場所の一つでもあります。

鵜飼開きの日、まるで曼荼羅のような二日間でした!

大洲城から直線に位置する臥龍山荘は、庭園内の不老庵の竹組天井が中秋の名月の夜に月の光に映し出されるという不思議が隠されています。
隣町である内子町は、電柱の埋設を行なっているのに対し、大洲の中心街は電柱もそのまま、タイムスリップしたような感覚を体感できる町です。
これまで「おはなはん」や「東京ラブストーリー」といったドラマのロケ地にもなり、今でいうフィルムコミッションの走りでもありました。

お城に宿泊するプランや統一されたブランドによる古民家宿泊施設も作られ、地元密着の観光コンテンツづくりが進んでいます。
将来的にどんな形の素材が生まれるのか、楽しみな場所です。

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