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「今と昔が混在する町~東京都港区・麻布十番」

高級住宅地のイメージの強い麻布の中でもこの十番地区は、下町風情を残した町です。1962年に10の町が統合され、旧来からの十番組屋敷などの俗称を復活し、麻布十番の地名ができました。
 
2008年までは、商店街の西端に「麻布十番温泉」なる銭湯があり、その下町感を増していました。
麻布十番は長らく鉄道の駅がなく、日比谷線の計画には反対運動が起こり、陸の孤島となりました。
しかしながら、1984年に伝説のディスコ「マハラジャ」がオープンするとバブルの最盛期には自家用車やタクシーでやってくる富裕層によって、変貌を遂げていきました。
 

六本木ヒルズの完成によって、景観が変わった十番商店街


2000年に南北線と大江戸線が開通すると陸の孤島から脱却、2003年に六本木ヒルズが完成するとまさしく「今と昔」が混在する町として変化しています。
 
商店街は、都内の名だたる商店街に匹敵するような活気もあり、日本で一番売れた歌謡曲である「およげ!たいやきくん」のモデルとなった浪速家総本店もあります。
 
なかなか良い感じですね!

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