見出し画像

「あらかわの風景~手拭い合わせの休日~南千住・素盞雄神社」

日光街道の千住大橋の袂に南千住や町屋、三河島や三ノ輪の総鎮守・素盞雄(すさのお)神社は位置しています。
6月初旬に行われる天王祭は、この地域61町の氏子たちが集まる壮大なお祭りです。
 
真夏になるとその61種類の手ぬぐいが境内に飾られます。
暑さに負けないように「涼」を感じるイベントです。
社殿の軒下からは涼しげな風鈴の音色が響き渡り、葭簀の下では昼下がりの休息と洒落こむ地元の方もいらっしゃいます。
 
ここは、松尾芭蕉が奥の細道に旅立つ際に基点とされた場所、
「行く春や鳥啼き魚の目は泪」の矢立初めの句碑(松尾芭蕉の碑)や
「吾れは素盞雄大神・飛鳥大神なり。吾れを祀らば疫病を祓い福を増し、
永く此の郷土を栄えしめん」というご神託によって、祀られた「神影面瑞光荊石(しんえいめんずいこうけいせき)」の富士塚もあります。
 
涼を求めて周辺散歩、けれど、今夏は暑すぎましたね!

よろしければ、サポートをお願いします。 NOTEのスタートからの記事をひとつの成果物として、自主出版する費用の一部に使わせていただきます。