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「航-yuku-~長崎県・平戸の夜明け」

朝日を浴びて、平戸港から一隻のフェリーが航(ゆき)ます。その姿は、黒々と黄金色の水面と妙にマッチしていました。
 
平戸島は、日本で20番目に大きな島です。
1977年に平戸大橋が開通するまでは船で渡ることが唯一の輸送手段でした。このフェリーは、対岸の田平と的山大島(あづちおおしま)を結ぶもので、まだまだ船が輸送手段の主流です。島国である日本は6,852の島(1987年)で構成されており、有人島は418(2015年調査)と言われています。
平戸もその一つです。
(なお、2023年2月に島の数は基準が変更になり、14,125となりました)
 
旅行業界において、離島観光は集客の可能性が高いものとされてきました。本土と橋でつながるとその橋が観光地になります。船旅の情緒は、鉄道や航空機には無い匂いを感じる旅行になります。また、朝日や夕日を目の当たりにできる鉄板コンテンツと言えるでしょう。
長崎県は、夕日(サンセット)の名勝も数多くありますが、平戸の朝日も乙なものです。
 
旅先で見る朝の風景は、その土地に泊まらなければ、見ることができないものです。
夜活観光も素晴らしいですが、朝活観光がこれからの最上のコンテンツになっていくことでしょう。

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