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「大地いっぱいの棚田・ニッポンの原風景~新潟県十日町市妻有郷・星峠」

大地の芸術祭が行われる越後妻有郷はアートフルな場所です。芸術好きな欧米の外国人に人気の高い観光地です。
その中でも十日町市の星峠の棚田は、大小200もの田んぼがパッチワークのように重なり、田植え前には水鏡や幻想的な雲海、秋には一面、黄金色の稲穂の姿を見せてくれます。
 
大地の芸術祭・トリエンナーレは、三年に一度開催される芸術祭ですが、過去の作品もそのまま残しておくため、「観る」コンテンツが年々増えていくことになります。
海外の方々は、そこを公共交通機関で歩いて廻ったりしながら、自分だけのアート鑑賞を楽しんでいます。日本人が疾風のように駆け去るのに対して、彼らの行動は、「本当の観光」って何か、を考えさせられることが多々あります。
 
旅に出る前に「調べ」旅行中に「体験し」終わった後にも「語り合う」、そんな旅行を作ることができれば、日本の観光は変わるのではないか、と思うこの頃です。

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