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希望の間取りを妄想する〜土地探し編

こんにちは、さつきです。


疑似マイホーム計画ということで、希望リストを作った次は土地探しをしてみる。

と言っても、不動産サイトを見て、提示されている条件を確認して、自分たちの予算(2500万円程度)と比較して、それっぽいところを見つけてくるだけ。

住む可能性の高そうな場所で土地を探してみたら

ちょうど!
汎用性のありそうな長方形の土地を見つけた。


少しデフォルメしているが、詳細は以下の通り。
敷地に関して、簡単な解説も加えながら記述していく。

価格2400万円

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敷地面積:130㎡
東西9.1m、南北114.2mとする
(尺モジュールで10×15.5)

★尺モジュールとは
建物を考えるとき、基本的には方眼紙のマスに当てはめて考える。このマスを1グリッドあたり、0.91m×0.91mとしているのが尺モジュールで、1モジュール=0.91m。日本人の体のサイズに適しているとして、昔から用いられてきた。
一方で、メーターモジュールというものもあり、これは1グリッドあたり1m×1mとしたもの。有名なところだと、積水ハウスがこのメーターモジュールを採用している。
メーターモジュールでは、1マスが大きくなるため、廊下や階段の幅が広くなるといったメリットがある一方、その他の部屋に面積を割きづらいというデメリットがある。同じ間取りなら、メーターモジュールの方が尺モジュールより20%ほど面積が大きくなる。
うちの場合は予算が厳しいし敷地も広く取れないため、尺モジュールで検討していく。

前面6m道路、高低差なし

★高低差がある土地について
坂道の途中にある土地や、崖の上にある土地などは、土砂災害などで建物が崩落するのを防ぐため深基礎(もしくは高基礎)にする必要がある。この深基礎というのは通常より基礎を長く打つため、高低差のない土地よりも工事費がかさむのだ。さらに場合によっては、擁壁の工事費も負担しなければならないこともある。土地代が安くても、これらの工事によって結局とんとんになる、もしくは割高になってしまうことがあるので要注意。

建ぺい率:60%
容積率:200%

★建ぺい率と容積率について
敷地面積に対して、建てられる住宅の面積には制限が設けられている。
建ぺい率は、『敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合』のこと。容積率は、『敷地面積に対する延べ床面積の割合』のこと。
例えば今回の場合、敷地130㎡に対して建ぺい率60%、容積率200%のため、
建築面積は78㎡、延べ床面積は260㎡までOKとなる。
例えば以下のような建物が建てられる。

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この建ぺい率や容積率は、地域ごとに定められており、不動産サイトでも必ず表記がある。せっかく広い敷地を手に入れても、建ぺい率や容積率が低いと小さな家しか建てられない、といったことにもなりかねないので必ず確認すること。

用途地域:第二種中高(中層マンションなどが建つような地域)
北側斜線、道路斜線がかかってくる

★用途地域について
用途地域とは、建ててもいい建物のエリア分けのこと。大まかに住居系、商業系、工業系に分かれており、例えば、住居系地域だと商業施設や工場などは建てられない。この用途地域ごとに、建てられる建物の高さや斜線制限が定められており、今回のような狭い敷地だととても面倒なもののひとつ…。道路の日照を妨げないように、隣地が日陰にならないように、屋根の高さを考慮して設計しなければならない。さらに、都市計画で自治体ごとに定められた高度地区があると、さらに厳しい高さ制限が設けられていることがあるので、併せて確認する必要がある。

その他:地区計画区域内、駅から徒歩20分以内、都市ガスなどなど

★地区計画について
地区計画区域内では、より良い街づくりのためにさらに厳しい規制が設けられる。良くあるのは、隣地との距離やフェンスの規定、外壁や屋根の色の制限など。外観を特徴的な配色にしたい場合は地区計画区域内だと厳しいかも。

条件としてネットで収集できたのはこれくらいかな。

それにしても、、
なかなか良い土地じゃない??

不安になってハザードマップ見てみたら、一応大丈夫そう。
他に何か裏がないか、本来は実際に見てみないとなんとも言えないが。。


この広さでこの値段で、安めって、、
都会は本当に土地が高くてびっくりする。

23区内なんて、土地だけの値段なのに上物も入ってるんじゃないかと勘違いしてしまうレベル。恐ろしい…。

話がそれました。
とりあえずは、この土地で間取りを考えよう!
本当に買うことになったときのために、時間がある今のうちに沢山シミュレーションすることが大事!!

つづく。



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