不確実な未来のために「今」を犠牲にするな
今回は自分のことを書きます。戒めを込めて。
子どもの頃から心配性だった。過剰なほどに。
中学生の頃。「高校受験に落ちたらどうしよう」。勉強しなきゃ。
高校生の頃。「大学受験に落ちたらどうしよう」。勉強しなきゃ。
大学生の頃。「就職できなかったらどうしよう」。食いっぱぐれのないように資格の勉強をしよう。卒業できなかったらどうしよう…etc.
心配性だった面が自分を追い込む要素になったことは否めないです。
よく社会で活躍している人も言いますよね。インタビューや著書で「同期より遅れていると思ったから必死で努力した」「常に現状に満足しなかったから走り続けてこられた」…など。実際、その通りだと思います。
でもここで一つの疑問を持つのです。そういう人は本当に「幸せ」なのか、と。
「今」を犠牲にして、不安を先取りする。「今」を犠牲にして、未来の自分に投資する。「今」を犠牲にして、周囲の人と付き合わない。
昔の自分がそうでした。「今」をどう楽しむか、という視点が徹底的に欠落していました。その「今」は二度と戻って来ないのに。
自分が描いていた未来は、本当に「幸せ」なのか? 人は「幸せ」になることが目的ならば、未来よりも「今」にフォーカスすべきなのではないか。僕が犠牲にしてきた「今」は本当に未来の自分の幸せにつながっているのか。そうしたことに疑問を持つようになったのはここ数年です。
「今」を楽しめない人は、未来も楽しめない。「今」幸せを感じない人は未来もきっとそうでしょう。
僕はだから考えを改めます。「今」幸せでいられる、またはそう感じるためにどうすればいいのか。
あなたはどうですか。