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# 1 きっかけの疾病  S1 . 喫煙歴20年のわたしが一瞬でタバコをやめたワケ 




以前に「依存アイテム」として
ちょっと取り上げたことがありますので

この記事も読んでいただくと
スムーズかと思います。

今回は
タバコをやめるきっかけから
結論までをつつがなく
お伝えしていこうと思います。

しかし少々ためらいもあって

これまでの
エルから教えてもらった
あれやこれやのスピ語録よりも

少しディープな真実や
ファンタジーな知人など

もろもろ話さなくては
つながらない。

というのも、今ではエルに
気軽に尋ねることができないので

わたしの判断では
公表して良いのかどうか
わからないのです。

賛否両論ありそうな情報も
入れ込んでいきますので

有料にしようと思ったのですが
続編を書いていくうちに

それよりも

愛煙家の方にも、タバコを嫌悪されてる方にも
中間に位置する今のわたしの観点を
読んでいただきたい、と思い返し
考え直した次第です。

わたしの主観にて
ディープすぎると思われる内容は
再編していますが

それでも世界観的に厳しいと感じる方は
そのまま通り過ぎていただければと思います。

そしてもう一点。

今回とりあげる”タバコ”の
大きなテーマは
依存アイテムとしての側面です。

タバコと同時期に
ほぼ飲まなくなってしまった
大好きなコーヒーにもふれます。

コーヒーってだめなの?

と思われる方もいるかもしれませんが
”人によりけり”らしいです。

私の場合の話です。

本気で依存から
抜け出したいと願っていた
わたし個人が経験してきた実話ですから

タバコなどの依存アイテムを
「やめる方法」という
オールマイティなテクニックではなく

あくまでも、わたしの人生の
1ページをお届けする
体験記となっております。

さまざまな出来事を経て
禁煙することができたので

横道にそれすぎなんじゃ、、
と思われるかもしれません。

ですので
どちらかといえば

依存から抜けて自立したいという
本気度が高い方の方が
共感していただけるかと思います。

成長ドキュメンタリーのような感覚で
気軽に読んでいただければ
ありがたいです。



病院にいかないワケ


わたしは20年以上一度もタバコを
やめたことがない愛煙家でした。

換気扇の下で一服するたびに

家族から
「やめろ〜やめろ〜」と呪いのように
言われ続けていたからなのか

”絶対にやめない”と
かたくなに誓いをたてていた。

周囲が続々と禁煙する中

体調が悪くても
タバコ臭いと言われても

電子タバコにも目もくれず
(※他に理由もあります。これ後ほど)

煙道を突き進んでおりました。

そんなわたしがある日突然

「ちょっとだけやめてみようかな、、」
と、はじめて心が動き

吸わなくなってから
もう2年以上。

本当に
やめようと思ったことがない上に

このストレス社会を
タバコがあるから精神を維持できているんだと
ドヤ顔で肯定し続けたわたしが

なぜタバコをやめたのか

という経緯をこれから
お話ししていこうかと思います。

禁煙のきっかけとなったのは
「グルン」という異変。

今から3年程前なので2020年あたり
かと思いますが

時々、何かが
胸のあたりを通り過ぎるような感覚。

なんとなく心臓がグルンと
半回転するような
感じなのですが
苦しいとかはなく

いつも何だろうと
思う程度でした。

でも病院へは行かなかった。
コロナ禍ということもあって
避けてはいたのですが

病院へ行かない大きな理由は
二十代後半あたりからでしょう。

二十代の頃は
わたしの人生史上一番
健康的とは言えない具合の悪さでした。

主に定期的に訪れる
胃腸炎や腹痛に悩まされていまして

何かあるとすぐ病院に行って検査し
とりあえずに薬を服用してました。

季節の変わり目には
風邪を発症して発熱。

わたしの場合
痛みや症状にとても弱いので

風邪でも
いつも喉の痛みがひどくて
結構しんどい。

救急車を呼ぶほどの腹痛が
定期的に襲いかかってくるし
救急車は断固拒否してたので
乗ってはいませんけど。

ある日突然
全身の倦怠感と重さで
立ち上がれなくなってしまったり。

大抵は、点滴と薬だけで
数日で回復するので

入院する程ではない
微妙なレベルですが

でも良くなるとまた何かが来る。

このサイクルを繰り返してました。

さすがに
原因は何なんだ?と
考えるようになるので

私なりに
仮説として立ててみたところ

好き放題に食べてきた
カップラーメンや
コンビニ弁当などの

良質とは言えない
食事なのでないかと。

夕飯は母が作ってくれていたので
職場の昼食だった
カップラーメンやコンビニを
やめてみようと思いました。

というより
腹痛の回数が増してきたこともあって
程なく職場は退職しまったんですけど。

当時は休みも削られて
年を越すごとに
責任が上乗せされてきてましたから
職場のストレスもあったのですね。

そしてその後はご縁があって
自然食品の業界に入ってから

なおさらいろいろと
業界内のこと知りますから

自然とコンビニ食や病院から
遠のいていき薬も極力控えるよう
になっていったのです。

もちろんひどい症状の時は
仕事中に支障がでるので

花粉症の症状を和らげる
弱めの薬をもらったり

耐えられない腹痛の時には
救急病院に駆け込みました。

でもわたしの両親は
病院大好きなようで、、
月に何度も通ってますし

人それぞれの
価値観があって良いと思います。

でもわたしは
病院だけではなくて

自分の治癒能力や食生活も
見直していこうという
考え方に変わっていったのでした。

しかし、最大の理由は
魔女に出会ったことですね。

このお話しはまた後で。

とりあえず今は原因です。


ウミの臭い


ある日のこと。

当時ウーラと共同営業していた店に
いつものように出勤し
ウーラとの雑談中

あのグルンという
心臓の半回転がまた。

「なんとも言えないこの感じ
何なんだろう」とつぶやくと

ウーラが一言。

血管に何か詰まっている
と。

血栓というやつです。

まじだな。
ビビりました。

大きめの病気ってしたことないので

わたしにも
とうとうやってきたか。

一方では

ウーラは病気もわかるのか
という驚きもあり。

ウーラが
できることのひとつには

過去性やポテンシャルなどの
本質をみて
その方向に導くことなわけですが

体内の不調もわかってしまうんだと
この時にはじめて知りました。

エネルギーがわかるなら
なんでもわかるのか、
と納得ですが。

でもそういえば、、

実はわたし、何年も前から

ウーラから
クサイ、クサイ、クサイ

と訴えかけられていて

鼻をつまみながら

「膿(ウミ)の匂い」のようだと。

ウーラは
異様なほどにニオいに
敏感になっていた時期があって

同時に鼻の痛みもひどくなってきて
いたことがありました。

どこのニオいなのか
ウーラには
目に見えないところにある
ニオいを感知しているらしく

体調不良のニオいも
その類でしょう。

でも当時はニオったとしても
病名はわからず

このニオいはこの病気で
このニオいはこの病気。

という統計的な
書物も事例もあるわけもなく

調べようもない。

これからたくさんの人の
ニオいをかいで

その人の病名を
知るしか方法はないといった状況。

わたしの母がメニエールという病を
患っていたことがあり

ウーラは
「おばさんどこか悪い?」と聞いてきて

なぜ?と返すと
「魚の腐ったようなニオイがする」という。

傷つきそうなニオイなので
母には言えない。

とは言え
実際に漂っている体臭ではないので
伝える理由はなく一旦保留に。

そしてたまたま久しぶりに
会った友人が
同じニオいを発していたというので

「もしやメニエール?」
と尋ねると

なんとその通りでした。

寝る前の運動?をこなしつつ
通院しているとこのこと。
母と同じです。

母から治療方法など
いつも聞かされていたので
すぐ判明できました。

しかし
わたしの「ウミのニオい」は
周囲に誰もいない。

だから
ウミってなに?と質問しても

はっきりとした答えは
返っては来きません。

でもクサいと言われ
実際のニオイではないにしろ
公害的に周囲の意見も気になったので

とりあえず
友人たちにも聞いてみました。

「わたしクサいですか?」と。

「臭くはない」と言われるだけ。

わたし思うんですけど
「クサい?」と聞かれて

「クサい」って

わたしは
なかなか言えません。

ニンニクとかタバコとか
一過性のものならまだしも

このニオい
慢性のものっぽかったので

体臭となると
なかなかクサイとは言えないですよ。

ということで
厳選して歯に絹きせぬ
近親者の人に
聞いてみたのですが

とりあえずNOでした。
ほっとしました。
やはりウーラが鼻をつまむ程の
悪臭は放っていないようです。

わかってはいましたが
迷惑していたのはウーラだけ。

やはり
ウーラにしかわからないニオいです。

日によって
ニオいレベルがあるらしく

すごくニオう時だけ

忘れた頃に
「今日、すごいニオうよ」と
わざわざ伝いにくるので

主観派のわたしも
ちょっと気にします。

しかし
原因も解決策もわからないので
どうすることもできない。

多分疲れている時とか
食べ物の種類とかで
変わっていたのかもしれません。

でもよく考えると

ウーラとは仕事で一緒にいる
時間が多いですし

クサイと言われるわたしの
些細なハートブレイクより

ウーラは
もっと嫌だったでしょうね。

店で近くを通り過ぎることも
あったでしょうし

苦手なニオいだったら
車の同乗はきついでしょう。

真夏と真冬の
締め切り車内、、想像だけでも
わたしは白目むきそうです。

逆の立場だったら
耐えられそうもない。

ウーラは良くも悪くも
受け入れ型なので
耐えることで
解決してしまうようです。

あまり良い傾向ではないですが
すごい人です。

でもまあ、ようやく

数年越しに
そのニオイの正体が判明しました。

まさかこの「ウミ(膿)のニオい」の正体が
血栓だったとは。

ウーラの能力の成長を近くで見て来ましたが
当時は何の事か理解できない言動も

このように、後から判明することが多くて
ウーラには毎回驚かされます。

さて
わたしの血栓の原因や如何に。



原因は母の愛


ではなぜ
血栓ができてしまったのか。

原因がわからないと
改善策がみつからないし

無条件に知りたい。
知りたい。

わたしの
知りたいエネルギーは
ウーラへ飛んでいきます。

そしてウーラというか
エルは教えてくれた。

あちゃーでした。

なんの因果なのかと。

しかし

大半の病気は
生活習慣の中に原因がある
と言いますが

まさに、です。

エルいわく
病気なる原因の比率は
だいたい

ストレス7割
食事3割

らしいのです。

ストレスは

わたしのように社会や周囲の人に
合わせて自分を偽っているような

”本質”で生きられていない以上

無条件に
まとっているものです。

人間関係や仕事に
トラブルもなく
問題がなかったとしても

潜在的に
ストレスまみれです。

そして残りの3割が
これ。

子供の頃から食べ続けてきた
家庭内の「食事」でした。

私の家庭では共働きながらも
子供の頃からずっと
母が食事の
支度をしてくれていたのですが

この母が作る食事の
油の使用量が
異常に多かったらしいのです。

それもこれも
母の偏食から起因するもの。

母は食べ物の好き嫌いが激しく

特に
牛乳、バター、チーズなどの
乳製品や、牛、豚、鳥などの
肉全般を全く食べません。

でも母の
すごいなと思うところは

母が食べられない
ハンバーグやカレー、トンカツなど
いわゆる洋食を

ちゃんと子供達のためだけに
作ってくれていました。

わたしも料理しますけど
自分が食べたいものしか
作る気がしないので

母の愛はすごい。

でも味見ができないので
たまに塩辛かったりしますけど
ま、ありがたいことです。

母自身も好きなものを作って
好きなように食べてましたが

特に天ぷらや揚げなすや
中華系の炒め物。

かき揚げ天は大好きで
週一で食卓に並んでいました。

他にもサーモンのマリネや
手作りドレッシングなど。

動物性の脂質を摂らないので
身体が自然に脂質を欲するらしく

料理に油を使うことで
脂質の栄養を補っていたのだと
エルが教えてくれました。

最悪な点は
とにかくジャブジャブ使うので
安いし質が良いとは言えない
サ◯ダ油を使用していたこと。

さらに
揚げ油はストックして
3回以上は使ってましたから
週1回揚げ物をしたとしても

3週目にはすでに酸化していた。

これを数十年。

この影響が
ダイレクトに体調に関わるのは
その他家族です。

わたしは特に好き嫌いなく
何でも食べるので

かき揚げ食べますし
マリネも食べます。

そして豚カツ、唐揚げなどの肉類や
チーズ、バターなどの乳製品も
同じくらい摂取し続けているので

1年中
油祭り。

母はなぜか焼き肉だけは大好きで
時々自宅でも焼き肉するのですが

母の場合は普段から
野菜などのサラダや
お漬物中心の食事なので

体内での油祭りは
開催されません。

そういえば、姪が一人いて
離婚した父である弟は
訳あって別に暮らし
姪だけが実家に住んでいたのです。

その姪
私たちの家系には珍しく食が細い。

子供の頃から
お菓子が好きで偏食も多いので
もっと食べなさいとか
私の母からよく怒られてましたけど

これって一般的には珍しくないことですが
理由を知って驚きました。

姪がよく
「好き嫌いはないよ」と
いっていて

確かに
私が時々作る料理は結構
食べてくれたんです。

なぜか母の作る料理は
好きなもの以外はあまり食べずに
すぐ部屋に帰ってしまう。

エルが教えてくれました。

姪は、ウーラのように
直感というか第六感が働くと。

なんとなく食べない方がいいと
直感でわかっていたらしい。

確かに
特に油っぽい料理は食べていなかった。
「油いらない」っていってましたし。

感覚的に
身の危険を感じていたようです。
姪ってクールで賢いやつなんです。
うちにはあまりいない種類の人間。

エルいわく、今の子供達の中には
こんな達観してる子が多いようで

風の時代ってことですけど
早い話し、宇宙人が多いらしいw

横にそれてしまいましたので
戻しますw

わたしと父に限っては
その後もずっと実家で食事してますから

どうやら二人の油祭りは
盛大に盛り上がってきたようで

血液もドロドロドロドロと、、

そして
ようやく登場のタバコが
ここに関わってきて影響が出ていく。

身体の中は
どうなっているのかというと

血管の内部では

脂質とタバコのニコチンが
出会ってしまう。

ニコチンはヤニですから
触ったことがある人は
お分かりでしょう。

換気扇に付着している
あの黄褐色に固まったベトベトです。

そのベトベトと油分が絡み付いて
固まってしまい血栓になって

血管の太さより
大きさが大きくなると
つまってしまうんですよね。

”食べたもので身体はつくられる”

とか

”医食同源”とか

自然食に関わっていた頃は
よく耳にしましたが

両親を見ているとつくづく、、
本当にその通りですな。



次回はわたしたちの主治医
魔女の館へ。



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