神奈川県から行く動物園・水族館Best3

出発前の下調べで、その日楽しいかどうかは決定している。

動物好きなわが家は、動物園や水族館に行くことがとにかく多いので、順位表を作成してみた。

わが家では珍しい動物を見ることよりも、どれだけ体験的に楽しめるかが重視されるし、神奈川県在住ということで独特な順位表になっていると思う。

水族館にもたくさん行ってるけれど、動物園に比べるとどうしてもこじんまりとした印象で、コストもかかるのでわが家的にはハートをガッチリ掴まれたことはなかったのかなと思う。

それでも横浜八景島シーパラダイス(神奈川県)は、釣った魚を食べられるし、イルカ等とのふれあいも豊富で、遊園地も隣接するので好印象だったり、鴨川シーワールド(千葉県)のショーはずぶ濡れ必死で最高である。

また、サファリパークはとても面白いところとは思うけれど、車という壁一枚があと一歩の距離を詰め切れないのが残念なところ。

それでは、いきなり1位から一気に発表する。

1位 よこはま動物園ズーラシア(神奈川県)

わが家が知る限り日本一の動物園、年間パスポートも持っている。他の動物園に比べて圧倒的に平坦な敷地で、ベビーカーも苦にならない。少し歩く度にオムツ交換ができるキレイな休憩所やレストラン、トイレがありファミリーが安心できる。広い園内には良い間隔で大きな遊具広場もあって、ただ動物を見るだけではないので子どもを飽きさせない。コアラとパンダはいないが、オカピがいて、動物園で見たい動物はほとんどいるし、展示スペースもゆったりしているので動物達が生き生きとしている。園内の混雑も都内ほどではないので、お弁当を持って行くと動物を見ながら素敵なピクニックができる。

2位 伊豆アニマル・キングダム(静岡県)

珍しいウォーキングサファリという形式で、動物のいるゾーンを少し高い通路から見下ろしながら歩いていく。随時餌やりができるのだが、圧巻なのはキリンに直接エサを上げられるところ。キリンの長い舌でベロベロにされそうになりながら、睫毛の長さまで間近で観察できるのはここならでは。また、サイに直接触ることができたり、ホワイトタイガーにエサやりができたりと、とにかく動物との距離の近さというか、もう基本的に触ってる距離。ハリネズミやアルマジロを抱いたり、カピパラに囲まれたりとどっぷり動物に浸ることができる。伊豆はいつも渋滞していて距離以上に遠いのだが、絶対にリピートしたい。

3位 まかいの(馬飼野)牧場(静岡県)

牧場界のNo.1!牧場のレギュラーメンバーにとらわれない動物の種類の多さに加えて、餌やりやヤギの散歩、羊のレース、収穫体験等の工夫を凝らした季節のイベントが魅力。大きな富士山に見守られながら、動物に追いかけられたり、空へ投げ出されそうなブランコ等の遊具で遊んだりと、牧場を全身で満喫できる。某母の牧場では人参スティックが200円だったが、こちらは100円と価格が安い(適正)と感じられる。グルメにも力を入れていてお土産や売店は豊富、ソフトクリームのレベルが高く、ご当地の富士宮焼きそばも美味しい。冬は至るところにある焚き火で暖をとりながら、空いた場内を満喫できるし、澄んだ青空や夕方の赤富士といった美しい自然が心地よい。

県境を超えた移動制限の解除まであと少し、どこへ遊びに行こうか家族で話をしているだけでワクワクしてくる。

ふいに3歳の息子が呟く。

「ズーラシア行きたいなぁ…あと…アフリカ」




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?