不妊治療に臨んでいる男性はどのようなマインドセットを持ったらよいのでしょうか? ※このモヤモヤした思いを共有したいのと、簡単な決意表明を最後に。

はじめに

夫婦で不妊治療を受けてきました。
最終的には体外受精まで経験をしました。

仕事と治療の両立に苦労する姿、
なかなか妊娠せず毎月気持ちを落としている姿、
ともだちや同僚など身近な人の妊娠を心から祝えない自分に気を落としている姿、
共に過ごすパートナーはどのような姿ですか?もしくは姿でしたでしょうか?

不妊治療は夫婦のことと言えども、女性が受ける心身のストレスを男性は体験できないことから、極論理解することはできないと思っています。
では、自身のパートナーが↑のようにストレスに晒されている姿をみて、パートナーである我々男性は何をすることができるのでしょうか。
そして、私たち男性は男性としての悩み・ストレスはないのでしょうか。

不妊治療は女性だけの問題でしょうか?

不妊治療は周知のとおり、決して女性だけの問題ではありません。様々なところで示されていますが、不妊症の半数は男性にも原因があるとされています。
私自身、幸い、造精機能の障害や性行為への支障はなかったので、受療の必要はありませんでしたが、実際に受療を必要とする男性も存在するはずです。

が、今なお、不妊治療で取りざたされるのは女性が多い印象を受けるのはなぜなのか(モヤモヤ)。

男性なら悩みはないのでしょうか?

予め述べておきますが、女性と男性の二項対立で問題提起しているつもりは決してありません。
女性には女性の、男性には男性の悩みがあるということを考えました。
もちろん悩みの大小を述べたいわけでもありません(そもそも人の悩みに大小がつけられるのか?ということもありますが)。

上述したとおり、男性側の不妊要因に対する治療が必要な場合があります。この場合、きっと男性自身も悩みや苦悩を抱えることになると推察します。

仮に男性自身に不妊要因がなかったとしても、タイミング法における心的負担、また苦しむパートナーに対してどのようなサポートをしたらいいのかとの悩みなど、男性自身も悩みが発生しないわけでもないと思います。
もちろん一般不妊治療から体外受精や顕微授精などの生殖補助医療に移行すれば、女性にかかる身体的、精神的ストレス、社会的ストレスは多いと理解しているつもりです。

全員が同じ悩みは持つとは限らないけど、自分と同じ悩みを誰も持っていないとも限らないのではないでしょうか?

しかしながら、不妊治療に関する話題は女性発信が多かったり、女性対象であったり・・・。
女性に負担を強いることになっていると思いますが、かといって男性の負担がないとは言い切れないはずです。
ということで、何かできないかなーと思い、まずは↓のピアサポーター等の養成研修を受講しました。
何かしら課題認識を持つ方、ぜひご参加されてはいかがでしょうか。
今後、受講者および既受講者の集いの機会があるようです。
何かしら活動を続けていきたい私としては、他の方のご認識も伺ってみたいと思って楽しみにしています。

みなさんはどのようなモヤモヤを抱えていますでしょうか?
もっと負担の少ない受療環境が来るときを目指して、自分のやれることを模索したいと思います。

【2022年度厚生労働省委託事業】不妊症・不育症ピアサポーター等の養成研修 (peersupporter.info)



 



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