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夢中は「自分」と「もの」との一体化 〜しゅーぞーの夢中探しの旅〜

こんにちは。夢中ブルーのしゅーぞーです。

突然ですが、あなたは夢中と聞いて何を思い浮かべますか?

僕は、「無我夢中」すなわち没頭して、我を忘れる状態を思い浮かべます。でも、残念な事に大人になって「あ〜無我夢中になっていたな。」と思える日がありませんでした。

どうして無我夢中になれないのか考えてみたとき、「我を忘れて没頭しては周りに迷惑をかけてしまう」とか、「そもそも没頭できるほどの時間もない」など合理的に考えている自分に出会いました。

「何とつまらない!」夢中について考えたとき、僕が僕に対して思ったことでした。

それが今の子どもたちにも起こっているのかな。そんな事もよぎりました。「やりたいことがない」「毎日何気なく過ごしている」「特に今日は何もなかった」子どもから聞いた言葉を思い出しました。

「人生は捉え方次第で、もっと豊かになるはず」僕も含めて子どもたちも、合理的に生きるために努力するのではなく、「豊かな心で、いろんなことに夢中になれる瞬間があること」が人生を豊かにするのかなと考えました。

ここから僕の夢中の探究の始まりでした。

ずっと続けてきたテニスと 新たな出会い バスケットボール

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まずは、僕がワクワク、時間を忘れるほど夢中になれることを探してみることにしました。そして見つけた夢中になれることが、バスケットボール🏀でした。

子どもの頃から体を動かす事が好きで、ずっと小学生から約13年間テニスをやってきました。社会人になってある団体戦に出場した時、「チームのために負けられない」そんなプレッシャーから僕はいつしかテニスが嫌いになっていたのです。

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きっと一生懸命やることに必死で、いつの間にか「失敗してはいけない」そんな気持ちがついて回るようになってしまったようでした。

そこからある先輩の誘いでバスケットボールを始めることに。バスケットボールはテニスとは違い、チームとして動くスポーツでありながら、一人一人の積極性が現れるスポーツでした。

特に夢中になっているのは、何より『ボールがゴールネットに吸い込まれた時の音を聞くこと』です。

手の角度、指の感触、膝の曲げ伸ばし、つま先への体重のかけ方、気をつけることはたくさんある中、ドンピシャにハマる瞬間が何度も訪れました。

ある試合では、流れのままにスリーポイントを決め、気づいたときには自分がガッツポーズをしていました。

ここまでバスケットボールの話をしてきましたが決して僕は上手いわけではありません。

周りへの見方がどうだとか、下手だから足でまといだとか、そんなことは二の次で、自分が考えた通りに自分の体を操り、シュートが入ったときの感触、それが僕にとっての夢中だと気づいたのです。

夢中と必死は紙一重

いつの間にか誰かのために必死になってたテニス 

自分の快感に夢中になっていたバスケットボール

きっとここにヒントがあるのだと思う。もちろん人のために夢中になれる人もいるだろう。でも誰かのためや自分のためではなく、余計な思考抜きで、そのものと真正面から向き合えていることが夢中になっている状態なのかもしれない。

そして必死は、そのものと向き合う上で、色々な理由付けをしてしまっている状態かもしれない。

あなたにとって、その「もの」と「自分」が一体化した夢中はありますか?

時間や人、生産性など余計なことを抜きにして、純粋にその「もの」と向き合えたとき、そこに夢中があると思う。

まだまだ道なかば。夢中ブルーしゅーぞーの夢中を探す旅は続く。

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