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自己没頭するな!ラッセルの幸福論

お疲れ様!

今日はラッセルの幸福論について。またお堅いですが(笑)
100分de名著を聞いたよ!ラッセルはノーベル賞を受賞していて、数学でも有名な方!

本のタイトルの通り、どうすれば幸福になれるかのヒントが詰まっている本。3大幸福論の1つ。

自己没頭するな、外に意識を向けろ」というのが一番のメッセージかな。
不幸の原因は、自己没頭することだとラッセルは言っているよ。
自分探しとか自己啓発とか、自分を高めよう!みたいな考え方って、悪くはないんだけど、それが行き過ぎると、中身が空っぽになってしまうしまう危険性があるよねという話。
ソーセージを作る機械の例えが出てくるんだけど、2種類のソーセージを作る機械が出てきて、1つ目のソーセージを作る機械は、豚(材料)に愛情注いでいて、ひたすらたくさんソーセージを作るの。
でも、もう1つのソーセージ製造機は、自分自身に目を向けて、もっと切れ味が良くならないかとか、もっと詰められるようにならないか、とか極め始めるのね。その結果、外側(豚肉)のことが全然考えられなくなっていて、役立たずな機械になっていた…。なんでソーセージなの?って感じだけど笑

元々は誰かのためになりたくて自分磨きを始めるのに、いつしか自分磨きそのものが目的化していて、他人がおろそかになってしまう。。意外とこういうことって多い気がするんだよね。

だからとにかく外側に目を向けるようにとラッセルは言う。他人だったり、趣味だったり、いろんなことに興味を持つことを推奨しているよ。

自分のキャリアがこれでいいのかなぁ…と悩みまくってきた私にとって、ちょっと耳の痛い話だなぁと思った。悩んでる暇があったら、目の前の人のために何ができるかを考えてそれを着実に実行している方が、幸せだったりするよね。
そんなふうに外に目を向けていろんなことをチャレンジしているうちに、気づいたら自分も成長してた…!となるといいよね。

これは、西郷隆盛の「無私」(むし)の考え方にも通ずると思った。私をなくしてしまうなんて、ストイックのように感じてしまうけど、意外とこれが幸せへの近道なのかもしれないね。偉人たちがたどり着いた真理なのかもしれないなぁと思いました。まる

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