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ぽろりの不思議な日常-7-

ぽろりのそばにいる龍、のこと。
つぎは、ましろ

ましろのこと

ましろは龍です。一応、龍神です。 いちおう……

ましろはおにぎりが好きです。


ましろ:おにぎり~~~

    何も入れなくていいよ。 お塩のおにぎり~~~

そういえば、最近、ましろに作ってあげてないなあ

と言っても、ましろはエネルギー体なので、見えるおにぎりはなくならないのです。 あたりまえ

だから、ましろにあげた後は、私がいただきます。

以前、ましろにあげたおにぎりを、ぽろりに食べる?って勧めたことがあるんだけど、

ぽろりは、お供え物などのお下がりは苦手なようです。

むーさん:なんで?神様にお供えした後だから、ありがたいやん。

ぽろり:神様や龍、仏さまにお供えしたら、そのお供え物のエネルギーは、
    抜かれるから、エネルギーは入ってないのよ。
    だからおにぎりもスカスカでおいしくないの。
    食べる時は、自分でエネルギーと注入する技を使っているけどね

むーさん:ふーん。よくわからないから、私がありがたくいただくよ

ぽろり:ましろがベロベロしたおにぎりやで~~

むーさん:そんなこと、想像させないでくれ!

ぽろりの役に立ちたい。ましろ

ましろは、姫(ぽろり)のことが好きで守りたいから、一生懸命役に立とうとします。

むかし、むかし、ぽろりが事務のお仕事をしているときのことです。
その日は店舗の棚卸で、ぽろりも事務の仕事が終わったら、商品の在庫チェックをするようにと言われていました。
でもぽろりは嫌だなあ、棚卸の仕事はしたくないなあ、と思っていました。

事務処理が終わって、最後にプリントアウトして終了というときに、今までスムーズに動いていたプリンターの調子が悪くなり、一日の締めの作業に取り掛かることができませんでした。

四苦八苦して処理が終わったので、在庫チェックに行くと、もう棚卸作業は終わったとのこと。プリンターが故障したおかげで、結局は棚卸の仕事をしなくてすんだのです。

その日、自宅に帰ったぽろり。
ましろの気配がありません。

ぽろり:ましろどこに行ったん?

すると、ましろがコソコソっと洋服ダンスから出てきたらしいです。

(注:何度も言いますけど、龍はエネルギー体です。目には見えません。エネルギーです。)

ぽろり:何コソコソしてるの?


ましろ:だって~~~

ぽろり:?……まさか……プリンターの故障は、あんたか?


ましろ: ひひひ



どうも電気系統のいたずらが真白は得意なようです。この日は、姫(ぽろりのこと)の役に立とうとしたようですね。

先日も、仕事の打ち合わせをするのに、BGMを流そうとプレイヤーを操作するのだけど、電源が入らず、うんともすんとも音が出ませんでした。

あきらめて、音なしで打ち合わせしたのだけど、一連の仕事が済むまでプレイヤーは動かず。

故障かなと思っていたら、仕事が終わった途端、スイッチが入った、ということがありました。


どうも、あれも ましろの仕業のような気がします。


いたずらじゃなくて、本人はまじめに姫のためなんですね。



お茶目でかわいい ましろ(一応、龍神です)

次回はましろとぽろりとの出会いのお話です。

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