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個性爆発! EMC博

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)では、様々な個性がそれぞれのプロジェクトに取り組んでいます。その中でも、「芸術」に強い興味を持つ1年生たちが、10月末に「EMC博」を開催しました。

そこで今回のnoteでは、EMC博に取り組んだ門倉由美さん、鈴木夏実さん、宮本志穂さん、小澤瑞希さんにお話を伺いました。なぜアントレプレナーシップと芸術なのか、作品を発表して何を得たのか、対談形式でお届けします。

■新たな価値を生み出すEMCと芸術の関係性

門倉由美(以下、ゆみ):EMC生と話しているうちに、芸術に触れる機会が意外とないことが分かったんです。もっと芸術に触れられる機会を身近に作りたいと思ったのが、開催を検討し始めたきっかけです。あと、純粋に、みんながどんな作品を創り出すのかにすごく興味がありました。

鈴木夏実(以下、なつみ):ゆみちゃんが「EMCで個展開いたら楽しそう!」と言ったのをたまたま聞いて、私もEMC生の作った作品がどんなものか見てみたいと思ったんです。それに、EMCで個展を開くことは、新しい何かを生み出すEMC生にピッタリだと思い、一緒に企画することになりました!メンバーには、今回対談している4名の他に、山田玲菜さんが参加しています。

宮本志穂(以下、しほ):私は芸術から影響を受けて、絵を描いたり舞台で踊ったりとずっと自己表現をしてきました。なので、みんなにも感性が刺激される機会をつくって欲しいし、私のことをもっと知って欲しいと思い、個展をしようと思いました。新たな価値を創造するEMCにおいて、芸術の重要性を感じてもらえたらと思いました。

■イチからイベントを企画する大変さを知る

小澤瑞希(以下、みずき):ポスターを作る際、みんなが考えるイメージと自分のイメージを合わせたり、配色を考えて作ることが難しかったです。和洋中を取り入れたり、個性がはじけるような感じをポスターに表すのを、夏休みの間、EMC教員の芝さんにたくさん相談しながら苦戦していました。

しほ:私は今回、初めて販売物という形で作品を制作しました。「他人から評価の対象と成り得て、かつその価値を認めて対価を支払ってもらえるものを作る」というのが初めての経験です。自分が好き勝手作ったものに値段を付けるのも、売れるものとして最後まで完成させるのも、満足できるラインを決めるのがとても難しかったです。また、自身の制作で忙しくてなかなか運営側の仕事を請け負え無かったので、MTGでいかに有意義な意見を出して協力できるか必死でした。
自分の作品でやりたいことが多すぎて、本当に形になるのか不安でした。やりだすのは簡単だけど、完成させるのは難しいということを痛感しました。結果的に、みんなに作品を見てもらって楽しかったし、「ステッカーほしい!」って言ってくれてた人がいたから、これを機に新たな作品にも取り掛かりたいと思えました。

ゆみ:ほんっっっとにスケジュール管理が難しいというか面倒くさい(笑) MTGでみんなに意見を出してもらうのも大変だし、大きいイベントにするために色んな所に掛け合うのも大変でした。それぞれが自分の作品を作ったり、他にもタスクがある中で、運営として動いてもらうのがほんとに大変でキツかったです。
楽しかったことほとんどなかったのですが、唯一嬉しかったのは、実際に展示された作品たちを見たとき。大変なことがたくさんあったけど、協力して形にしてくれたみんなに感謝です。

なつみ:イチから企画を作るのは初めてだったので、わからないことも多かったしアイデアをカタチにすることが難しいと感じました。でも、EMC博の当日にたくさんの人が来てくれて、作品を見て楽しんでいるのを見て、頑張ってきてきてよかったなと思いました。次にイベントをする時は今回の反省を生かしていきたいです!

■作品を見てもらえる喜び、自分を知ってもらえる喜び

みずき:友達と「愛」というお題を決めて描きました。これは、EMC博のために描いた絵ではなく、個人的な趣味で描いたものでした。
「この作品好き!」など、感想をもらえたことや、作品を通して自分の価値観を知ってもらえて嬉しかったです。

みずきさんの作品

しほ:自分の感じたこと、知ったこと、話したこと、日常で感じて私から溢れてくるモノを落とし込んでいます。みんなに作品を見てもらえて感想をもらえて楽しかったです。「しほのステッカー欲しい!」って言ってくれてた人がいたので、それを機に他の作品にもチャレンジすることが出来ました。評価してもらえるとモチベーションになって純粋に嬉しいです!

しほさんの作品①
しほさんの作品②
しほさんの作品③

ゆみ:自分と向き合うために描いた絵。もう1枚は自分の価値観を描いた絵。自分にとって絵は言葉だから、この絵で自分の感情を伝えるぞ!という思いで描きました。実際に発表してみて、もっとたくさんの人に本気の絵を見てもらいたいと思うようになりました。

ゆみさんの作品①
ゆみさんの作品②

なつみ:私自身は作品を作っていませんが、 みんなが出品してくれた作品から、みんながどんなことを思い描いているのかが見えてきて、普段知らない一面を見ることができて個人的に楽しかったです。

会場の様子

■これからも表現し続ける

みずき:絵を描くのは好きなので、EMC博が終わってもまた絵を描こうと思います。感想をもらって嬉しかったから絵を描く意欲はありますが、さすがに売るまではしないかな。

しほ:ゼロから始めて形にできたEMC博を今回の経験を生かして、また規模を広げて開催したいと思います。また自分の作品をネットでも販売してみるつもりです。

ゆみ:もっと本格的な美術展を開催したいと思います!

なつみ : 私も絵や造形物など、自分をもっと表現する作品を生み出してみたいと思いました。もしまた機会があればEMC博を開催したいです。

オンラインサイト:EMC博
https://s2240008.wixsite.com/my-site-4


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