ウォーキング習慣で病気を予防&改善!　～驚きの病気別効果とは～

ウォーキングと一口に言っても、実は病気の種類によってさまざまな効能が期待できるのをご存知でしたか?
 
今回は、生活習慣病、メンタル疾患、運動器の障害など、病気別にウォーキングの驚くべき効果をご紹介します。
 
生活習慣病（高血圧、糖尿病など）への効果
 
ウォーキングは軽い運動ですが、血行を良くし、血管を柔らかくする働きがあります。
 
高血圧の方には血圧を下げる効果があり、また、インスリン感受性が高まり、糖尿病の予防や改善にも役立ちます。
 
都立病院の調査では、毎日6,000歩以上歩く習慣がある方は、そうでない方に比べて肥満リスクが60%低下したそうです。
 
メンタル疾患（うつ病、不安障害）への効果
 
ウォーキングをすると、脳内に「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやドーパミンが分泌されます。
 
気分転換になり、ストレス解消にも一役買うため、うつ症状やストレスの軽減に効果的です。
 
また、規則正しい習慣づくりにもなり、生活リズムの改善に役立つでしょう。
 
運動器の障害（変形性膝関節症、腰痛など）への効果
 
関節への負担が少ないウォーキングは、膝や腰の痛みを和らげる効果が期待できます。
 
変形性膝関節症の方を対象にした研究では、ウォーキングによって歩行能力が向上したことが報告されています。
 
また、腰痛の改善にも有効で、歩くことで体幹を鍛え、筋力のアップにつながります。
 
このように、ウォーキングにはさまざまな病気の改善や予防に役立つ効能があるのです。
 
気軽に始められて、病状に合わせて調節しやすいのも大きな利点。
 
ぜひ毎日の習慣に取り入れて、健康増進を目指しましょう!