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防災について考える⑲【大地震が起きたらどうする?~自宅で被災したらを考えよう~】

みなさん、こんばんは!

今日は、自宅にいたときに大地震が起きたらどうするかを考えていきたいと思います。

みなさんも耳にされたことがあるかもしれません。
”南海トラフ地震”や”首都直下地震”がいつ起きてもおかしくないと。

ちなみに、南海トラフ地震と首都直下地震とは次のように示されています。

【南海トラフ地震】
駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100~150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震

【首都直下地震】
国の中央防災会議 首都直下地震対策検討ワーキンググループが想定したM7規模の都心南部直下型地震

これらの地震がいつ発生するかは誰にもわかりません。もしも、自宅にいるときに自信が発生した場合、みなさんが気を付けるべきポイントを場所別に考えます。

リビングやキッチン

リビングで注意が必要なのは、背の高い家具の下敷きになってしまうこと、窓や照明器具などのガラスの飛散によるけがになります。まず、揺れを感じたら、物が落ちてこない、倒れてこない、移動しない場所に隠れましょう。キッチンでは、冷蔵庫や電子レンジなどの重量のある家電や食器棚からの食器の飛び出しなどにも気を付けましょう。揺れが収まったら、スリッパなどで足を保護して移動し、ドアを開けて避難経路を確保します。なお、調理中に地震が発生した場合は、まず初めに自分の身を守ることを優先します。火の始末は揺れが収まった後に慌てずに行いましょう。
※近年のガスコンロは、揺れを検知すると自動で止まるものもあります。

寝室

枕や布団で頭を保護し、電気スタンド、鏡台、タンス等が倒れてこない位置に移動しましょう。メガネは普段からケースに入れて寝るようにしておけば、破損を防ぐことができます。また、停電になると真っ暗になってしまうので、懐中電灯を枕元に用意しておくと安心できます。

トイレ

揺れによるドア枠の歪みにより、閉じ込められるおそれがあります。揺れを感じたら閉じ込められないよう、ドアを開けるようにしましょう。

浴室

裸でいるため、けがをしやすい状況です。鏡や照明のガラス飛散から体を守るため、洗面器などを頭にかぶり、すぐに安全な場所へ移動しましょう。

2階

大地震では1階が押しつぶされてしまうことがあります。そのため、揺れに慌ててすぐに1階へ下りないようにしましょう。

以上が自宅のそれぞれで被災したときに気を付けたいポイントでした。
このほか、注意してほしい点が二つあるのでご紹介します。

床にガラスが散乱していたら

破片を踏むとけがをして歩けなくなる可能性があります。底の厚いスリッパなどを履いて安全な場所へ移動しましょう。

閉じ込められたら

もしも部屋に閉じ込められた、大きな家具の下敷きになってしまったときは、硬いもので扉や壁を叩いて大きな音を出し、周りに助けを求めましょう。大声を出し続けていると体力を奪われ命の危険が高まります。

さて、今日はこの辺で。
ぜひ、一度自宅の中を見回して、大地震が起きたときにみなさんが危険な目に合わないか、どう行動するのが良いかをご家族みんなで考えてみましょう。


最後までご覧いただきありがとうございます。
これからもひとりひとりの防災力アップに役立てればうれしいです!

ではまた!

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