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防災について考える⑬【火災予防に努めるには?~今日から火災予防運動週間~】

みなさん、こんばんは!

うさみです。

早速ですが、みなさん11/9~11/15が秋季全国火災予防運動の週間になっているってご存じですか?

これは、国において定められていて、春と秋の2パターンあるのですが、秋は119番の日を起点とする1週間とされています。国では、毎年2回、全国火災予防運動を実施することで、国民に対し防火防災意識の高揚及び火災予防対策の実践を呼び掛けています。

秋季全国火災予防運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、死傷事故や財産の損失を防ぐことを目的として行われるもの(引用:消防白書)

また、火災予防運動では、「住宅防火 いのちを守る 7つのポイント」が示されています。せっかくの機会ですのでここでご紹介します。

住宅防火 いのちを守る 7つのポイント
-3つの習慣・4つの対策-

3つの習慣
1.寝たばこは、絶対やめる。
2.ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
3.ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。

4つの対策
1.逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
2.寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。
3.火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
4.お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。


ということで、今日が運動初日になります。そこで今回は、みなさんのご自宅での防火対策について考えていきましょう。

住宅用消火器・住宅用火災警報器

今回、確認していただきたいのが、この2つがみなさんの家にあるかどうかです。そもそも、防火対策で一番大事なことは火災を起こさないことです。(当たり前のことですが。。。)しかし、万が一火災が発生したとき、初期消火作業逃げ遅れ防止に役立つのがこれらの器具になります。それぞれの特徴は次のとおりです。

【住宅用消火器】
小型で軽量のため、女性や高齢者でも簡単に扱えます。いくつかの種類があり、その種類によって使用期限が異なります。使用期限が過ぎたものは速やかに交換しましょう。いざというときのため、キッチンの近く、廊下や玄関の隅など取り出しやすい場所に置くのがベストです。
なお、不要となった消火器の処分については、各自治体のルールに従うほか、こちらを参考にしてください。

【住宅用火災警報器】
寝室や台所などの天井に設置する機器です。火災により発生する煙や熱を感知し、音や声により警報を発して火災発生を知らせることで逃げ遅れを防ぎます。設置後、約10年で交換が推奨されていますので、定期的に点検しながら動作確認をしましょう。

以上の2つが効果的に機能していれば、いざというときに命を守ることができます。

国のデータでは、令和元年中の火災による死者の7割は住宅火災によるものとされています。

住宅火災が総出火件数の3割にもかかわらずです。


この秋季火災予防運動の週間を契機に今一度、みなさんの住宅の防火対策について考えてみてはいかがでしょうか?


さて、今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございます。
これからもひとりひとりの防災力アップに役立てればうれしいです!

ではまた!

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