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みなさん、こんばんは!

うさみです。

今日は友人が舞台に立つということで、久しぶりの舞台鑑賞に行ってきました!

コロナ禍ということもあり、観客数を当初予定から半減させ、キャストの抗原検査を行うなど、万全の感染対策の下に開催されましたが、やっぱり生の舞台はいい!

熱量や空気感が肌間隔で伝わってきて、あっという間の時間でした。

今回、観劇したのは劇団ザ・マルク・シアターさんによる第38回自主公演「アンジュー」という作品です。

作品のあらすじはこちらです。

《あらすじ》
舞台は15世紀初頭のフランス。
エスポワール伯の娘アンジュは、家族や侍女たちと楽しく謝肉祭を迎えようとしていた。そこへ、叔父のジャルジュ伯が、ペストが流行しそうなので、安全なところに避難するようにと駆けつける。アンジュは、母ミレーヌ達と促されるままに舟に乗り城を離れる。それが領地を奪いたいと企むジャルジュ伯の陰謀だったと知らずに…。

次から次へと起こる苦難の中で「生きる」ことを選択するアンジュ。

やがて訪れる平和な時間を信じ、傷つき・苦しみ・頑なになった者たちの心を解きほぐしていく。

小さな風がやがて大きな渦になり、奪われた城壁へとぶち当たる。
(劇団ザ・マルク・シアター公式HPから引用)

いやー、とてもステキな公演でした!


まず初めに目に飛び込んできた舞台いっぱいの舞台装置にドキドキしながら開演を待っていると、友人が前説を始めました。しかも、まさかの落語家テイストで。

舞台は15世紀のフランスじゃないのか!?と驚きながらも、アマで実際に落語家をやっている友人。さすがの饒舌ぶりにただただ感心していました。

また、公演が始まってみると、ヨーロッパ風の衣装も舞台に彩りを添えていたほか、コロナ禍の昨今をイメージするかのような「ペストの流行」がストーリーに織り交ぜられ、より作品の世界観に没入している自分がいました。

私自身、これまでのNPO法人コモンビートでの100人100日ミュージカルプログラムやオンライン表現プログラムCplusの中で「"社会を変えられる"と信じて自分から行動することの大切さ」を改めて気づかされ、行動に移していきたいと思っていたところ。

今回の作品では「明日を変えられる」と信じてこれから生きていくだろう、主人公アンジュ達と想いの共有ができた気がして、シンパシーを感じるというか、力強さをもらえた気がします。

ラストの劇中歌「アンジューのために」も耳に残るようなメロディーと歌詞で心惹かれるものがありました。キャストのみなさんが凛とした姿で歌っていたり、それぞれの立ち位置だったりと、1曲の中に壮大さを感じずにはいられませんでした。

作品を通じてひしひしと伝わってきたのが、たくさんの練習量が想像できるキャストのみなさんの魂のこもった公演でした!

県内の緊急事態宣言発令というイレギュラーもある中、平年時よりも深く苦慮されたことと思います。しかし、こんな現在だからこそ、観るべき、観なければならない作品だと思いました。

劇団の皆様には、今回公演を実行していただいたこと、本当にありがとうございましたと伝えたい気持ちで一杯です。

私もアンジュのように、たとえ小さな一歩だとしてもまずは自分から考え行動につなげる生き方をしていきます!

明日を変えることができる、社会を変えることができると信じて。

最後までご覧いただきありがとうございます。

うさみ

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