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防災について考える⑳【大地震が起きたらどうする?part2~外出先で被災したらを考えよう~】

みなさん、こんばんは!

昨日は、大地震が起きたとき、自宅で被災した場合について考えてみました。今回は、同じく大地震が起きたときに、外出先で被災した場合の対応を考えていきましょう。

オフィス

固定していないコピー機などは、揺れによりどこに移動するかわかりません。身体にあたると大けがのもとです。また、窓ガラスや書棚のガラスの飛散にも気を付けましょう。このほか、大きなロッカーや棚の転倒にも注意が必要で、物が移動、落下、転倒しない場所に身を隠すようにします。


揺れが収まって避難する場合、エレベーターではなく、階段を使うようにしましょう。また、高層ビルは、長く揺れ、高層階になるにつれ大きな揺れになります。すぐに安全な場所に移動し、揺れが収まるのを待ちましょう。


繁華街

看板等の落下物から身を守り、ビルの倒壊に注意して公園などの広い安全な場所へ避難しましょう。万が一、広い場所に避難できない場合には、比較的新しい、耐震性能を有する鉄筋コンクリートビルに避難します

また、人混みで一番怖いのがパニック状態になることです。人が多いからこそ、一人一人が冷静に行動しましょう。


学校

教室では、飛散したガラス片や照明器具の落下によるけがを防ぐため、窓から離れ、机の脚をしっかり持ち、机の下に隠れて揺れが収まるのを待ちます。廊下では窓から離れ、階段では転がらないよう手すりをつかまりましょう。避難する時は、必ず先生の指示に従い行動します。


落下物から身を守り、ホームから転落しないよう近くの柱に移動しましょう。混雑時は、姿勢を低くして揺れが収まるのを待ちます。地下鉄の場合、地上にいち早く出ようとパニックになる危険性があるので注意しましょう。なお、ホームから線路には絶対下りず、駅員の指示に従います。


電車内

強い揺れを感知すると、電車は緊急停車しますので、人とぶつかったり倒れたりする危険性があります。座っている場合は、カバンなどで頭を守り、立っているときは姿勢を低くして身を守りましょう。満員電車では、手すりや吊革にしっかりつかまり、倒れないようにします。揺れが収まったら、乗務員の指示に従います。


百貨店・スーパー・コンビニ

商品の散乱やショーケースの破損に注意し、階段の踊り場や柱の近くへ移動しましょう。買い物かごを持っているときには、頭からかぶり、身を守ります。


地下街

停電になると多くの人がパニックになり、非常口に殺到する危険性があります。落ち着いて落下物から身を守り、柱や壁のそばで揺れが収まるのを待ちましょう。



以上が、外出先で大地震に見舞われたときの気を付けるべきポイントになります。
知ることで命を守ることにつながりますので、ご家族とこういう時はどうするのかなどを話し合ってみましょう。



さて、今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございます。
これからもひとりひとりの防災力アップに役立てればうれしいです!

ではまた!



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