鬱ですね2

最終的に私はドクターストップがかかるまでウエディングバイトを続けていた。ひたすら必死に自分が潰れないように。でもそんなことをしていても人間だから限界が来る。10月。私は表現できない頭痛と不安に吐き気、目眩がして授業中だったが保健室に駆け込んだ。保健室の先生に今までの話を聞いてもらっているうちに涙が止まらなくなった。何時間も何時間も話をしてその日はほぼ強制的に帰らされた。帰り際に担任から「死なないでね」って悲しそうな顔で言われた。ひたすら「死にたい」「こんなことばっかりなら死んだほうがマシや」なんてことをほざいていたせいだと思う。(笑)なんだかそれも申し訳なくて、その日の夜も辛くなった。そもそも12月のクリスマス前に修学旅行が予定されていたのでこの時期にこんなへこたれてたら駄目だと自分に鞭を打ちながら無理やり学校に登校して無理矢理普段通りに友達とも絡んでいた。そうすると自然に不安で眠れなくなることはなくなった。むしろ幸せな毎日だった。友達ともうまくいっていたし、嫌なことを言われたり嫌いな子と口論になったりもしたけど、全てがどうでもよかった。「は?しょーもな」くらいには思っていた。そこから3ヶ月間、私は普通の女子高生として、女の子として生きていた。

3ヶ月間は楽しかった。

たった3ヶ月間だけだ。嫌なことも忘れて所謂「お菓子と友達がいればなんでもいいや〜🎶」的なJKメンタルだったのはたったの3ヶ月間だけ。生きてる感覚がビシビシあったし、なんなら死にたくない!ウチはまだ生きたい!くらいだった。

今の鬱状態

今の鬱状態は3月から。キッカケは新しく始めた某寿司屋チェーン店でのバイト。(だと思う)バイトを始めると私は良い意味でも悪い意味でも自分を見つめ直す、考える、客観的に観るようになる。小さい頃から他人からの評価、見た目、噂を気にするタイプだ。バイトでも仕事ができるかできないか、これが大きなラインだと今も思っている。仕事ができる人間は重宝されチヤホヤされて愛される。逆に仕事ができない人間は馬鹿にされ、相手にもされずに嫌がらせ、「あいつできないんだよねー使えない」とか陰口を叩かれる。そんな実体験があるからこそ思うのだ。絶対的なヒエラルキー。それは学校生活においても変わらない。スクールカースト。上位の人間、下位の人間。いじめる側いじめられる側。悲しい事にいつまで経っても無くならない。だからこそ、私は下位の人間ではありたくない。なりたくない。必死にもがいてもがいて勉強して、なのに仕事ができない。どうしよう、どうしよう。私は何をやってもできない、周りはできてるのに。どうしてどうして。

焦っても何もできない。焦れば良いものができる訳でも好かれる訳でもない。努力したから報われる訳でも無かった。

だからこそ私は綺麗事を吐く大人が嫌いだ。スクールカウンセラーなんか役に立たない。あの人はなんの為にいるんだろう。「大丈夫だよ」「なんとかなるよ」なんて言うだけなら私でもできる。「努力したから報われるよ」「私ちゃんならできる」「だから死なないで」

無責任すぎる言葉だよ

あまりにも無責任だ。死にたいと言う度に散々大人からそんなことを言われて私は生き延びてきたけど、本当に辛いとき。誰も助けてくれない。これね、本当なんだよ。誰も助けてくれない、知らないフリ。面倒くさそうに対応されて。なのに「生きててほしい」なんて言われる。そんなのお世辞だしこれで死なれたら自分が責任負いたくないから。大人ってみんなこうなのか?

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