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ホテルの生き残りのための、シェルタープラン

ホテルや旅館のWEB販促、マーケティングの仕事をしているヒラマツです。今回、新型コロナウイルス感染拡大という危機をニーズに変える宿泊プランを考えてみました。名付けて「シェルタープラン」

元ネタはこちら 「HOTEL SHE,」の龍崎翔子、外出自粛でも自宅が安全ではない人に客室提供するサービス開始

既存の宿泊予約サイトで売ってみよう。上記記事にあるサービス「ホテルシェルター」に登録してもよいのですが、このホテルシェルターのルールは厳しいので、そのまま適用すると、多くの宿泊施設は対応できません。そのため、現実的に対応可能なやり方で、既存の宿泊施設の予約サイトで「シェルタープラン」として売るべきではないかと考えます。

シェルタープランのコンセプト:あえて「旅」という要素を排除して、巣篭もりするためのプラン。ここで宿泊施設が提供する要素は3つです。

上記の記事

1)個室空間の提供
2)食事の提供
3)家事サービスの提供(買い物・洗濯・掃除)

1)個室の提供 これは通常のホテルや旅館なら特に問題ないでしょう。ただし不特定多数の方が空間を共用するので、室内消毒などのサービスが必要でしょう。

2)食事の提供
朝食あるいは2食付プランを販売してるホテルや旅館においては通常の業務なのですが、「巣篭もりするための宿泊プラン」です。シェルタープランでは、さらに食事の提供方法で付加価値をつけることが必要だと思います。

・食事の部屋出しや出前 これはすでにある食事提供スタイルですが、お弁当スタイルでどんなホテルや旅館でも成功させやすいと思います。もしこれ以外にも積極的に近隣の飲食店と連携して弁当を配送してもらうというやり方も。

3)家事サービス
買い物は、宿泊するゲストの要望を聞いて宿泊施設スタッフが代行することで可能になります。また、アマゾンや楽天市場で買い物してフロントで受け取り、客室の前などに「置き配」すれば完璧でしょう。

洗濯は、コインランドリーがあれば良いのですが、もし無い施設なら、お風呂場などで洗濯していただくことでもいいかもしれません。施設の人員に余裕があれば、代行で洗濯する、コインランドリーに行って洗濯というのもアリだと思います。

掃除。客室内の掃除についてはできるだけ簡略化していくしかないでしょう。

ここからは各予約サイトへの提案なのですが、これらの基準を統一化して宿泊施設に提案し、シェルタープランというカテゴリー(導線)を作り販売することで、宿泊施設や関連業者の生き残りのために寄与するのではないかと考えます。

現在、各地のホテルや旅館の宿泊施設は大変厳しい状況に置かれています。その最前線の少し後ろで私たちは宿泊マーケティングの仕事をして、ヒシヒシとその厳しさを感じているわけです。新型コロナウイルスが収束しなければ、宿泊業界は大打撃を受け、私もこの仕事を続けられなくなるかもしれません。

これはあくまでも私が、ある記事を見ての思いついて簡単にまとめたものなのですが、ダメ元で宿泊予約サイト関係者に提案してみたいと思っています。「いいね」と思っていただけたなら、facebookなどのSNSで共有していただければと思います。もちろん宿泊施設の方、宿泊マーケティングの同業者の方、パクっていただいても文句は言いません(笑

よろしくお願いします。


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