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VERITEに行ってきたという話


2022年11月27日、親愛なる推し、センラさんのワンマンライブツアー -VERITE- に行ってきました。
私にとっては2019年のLügeぶりのワンマン。あまりにも素敵で最高のライブだったため、こうしてブログを書いて思い出に残すことにしました。

このブログは完全に自己満で私の感情を整理するためみたいなものなので、拙い文章になってしまうと思いますがぬくい目で読んでいただけると嬉しいです。文脈はございません。


※セトリ含め、ネタバレしかないです
※ファイナルしか参戦してないので記憶違いなどあるかもしれません   ご了承ください
全てニュアンスです
※配信で楽しみたい人は読まない方が良いかも!

2023.01.15 追記
※配信を見た感想も書き加えました









OP

センワン恒例のオシャレなOP映像が流れた後、下手から出てきたのはアイボリーのセットアップに、真ん中に一際目を引く赤い薔薇が描かれたシャツという全身真っ白な衣装に身を包んだセンラさん。びっくりしちゃった。どこの国の王子様かと。センラさんが真っ白な衣装を着るイメージがあまりないのでとっても新鮮だった。
今回のツアーのテーマである『VERITE(本音、真実という意味)』にピッタリの衣装だった。かっこよかった!本当になんでも似合うね!







M1.『透明』

歌い出しのファルセットからグッと心を掴まれた。
真ん中に立って静かに切なく歌い上げる姿が印象的で、真っ白な衣装も相まって本当に儚げだった。肌も白いし。センラさん消えないで…
Zepp公演では紗幕があり、『透明』というタイトルなのに紗幕で姿がよく見えず始まったのが個人的にはすごく良かった。

透明から始まるVERITE、美しすぎた。

抱きしめた身体はフワリと
まるで重さを感じなくてさ
相手は僕以外の誰かを想っていて、心の中に僕はいないから
抱きしめても重さ(=想い)を感じない。
僕の先にいる誰かを見つめている。
まるで僕は“透明”人間みたいだ。(わたしの解釈)


こんな切ない歌詞書ける推し、すごくない!?アンタは第二の西野カナや。




M2.『コールボーイ』

透明の儚さは何処(いずこ)へ…
その真っ白な衣装が真っ黒に見えるよ。
2Aの“「しー」人差し指で黙らして” で「しー」という仕草をするところみんな好き。
「グレートプリケツ!」でコチラにプリティーなおしりを見せてくれるセンラさん。そのせいでめくれたジャケットの裾を直すだけのお仕事をさせていただくことは可能?



M2.『ファムファタル』

センラさんめっちゃ踊る!!!!ハロパに行った人から「ファムファタルのセンラさんヤバい」と聞いていたのでハロパ配信楽しみだな〜♪と思っていた矢先にこれ。まさかここで聞くことになるとは…イントロが流れた時思わず口を手で覆った。サビの「狂わせて」で頭を回す振り付けとんでもない。なにが「狂わせて」だ。狂ったのはこっち。

M1.透明の〈僕〉が相手に振り回されおかしくなってしまった、ということなのか。流れが完璧すぎる。




M3.『Sugary』

センラさんも大好きな曲だというSugary。私も好き。
CD音源では聴けないサビ前の「欲しがっちゃう」の甘い歌い方と相手を手繰り寄せるような手の動きがたまらない。
年々ソロ曲の振り付けが難しくなっていってない?それにしても歌が上手すぎるな…




M4.『ROUTE 23』

センラークソデカ感情大爆発ソング。「僕にとってとても感慨深い曲です。聴いてください。ROUTE 23。」と静かに曲フリしたセンラさん。それだけで泣きそうになった。ワンマンでこの曲を歌うセンラさんを見ることができてよかった。センラさんもこの曲を大切にしているんだろうな。

「もしあの時こうしてたら」
君だって考えてたりするだろう?
ここの歌詞好き。




M5.『リップサービス』

曲の雰囲気とセンラさんの歌声がマッチしすぎてる。もう何度も聴いてるのに何度もそう思う。

色っぽい雰囲気を纏いながら「身も心も総て受け止めて欲しいの」と歌うセンラさんが印象的だった。この曲はバンドとの相性が◎。これぞセンワン!

センラさんが歳を重ねるたびに映える曲だと思う。

ここからは〈君〉側のストーリーかなと思った。
この曲に出てくる〈貴方〉は、透明で〈僕〉の先で見つめていた人のことなのだろう。こんな関係ダメだとわかっているけど〈貴方〉と会えばまた騙されてしまう。だから〈僕〉のことが見えなかったんだろうか。




M6.『vain』

切なさと艶っぽさ溢れるスローテンポな振り付けが好きすぎた。こんなに曲に合った振り付けがあるのかってくらいピッタリだった。Ryoheyさん、vainを彩ってくれて本当にありがとう。「見ていて欲しい」の手話を使った振り付けが好き。
やはり、自身で作った曲はセンラさんの魅せ方も違うなと思った。あの空間はセンラさんにしか出せない。惹き込まれるとはこういうことを言うんだと思う。

飲めなかったワインも今は趣味の一つで
鈍る思考回路  早まる鼓動で誤魔化す
あなたしかいないの

こんな切ない歌詞書ける推し、すごくない!?(2回目)
センラさんの作詞作曲能力がメキメキと上がっていてびっくりする。個人的に今回のアルバムの中で一番好きな曲です。ちょっと、お願いだから、そこのあなたも聴いていってください。お願いします。




M7.『Intention』

地声とファルセットが交互にくるのが印象的な曲。イントロとアウトロのキーボードの音色が綺麗だった。
センラさん×ねじ式さんといえば2番手曲のイメージが強いが、この曲は珍しくハッピーエンド。良かった。やっと結婚式で流せる曲がきた。
センラさんはバラードになると気持ちの込め方が尋常ではない。色気のある甘い歌声からは想像ができないくらい、今にも泣いてしまいそうな声の震わせ方をする。本当にさっきコールボーイでがなり散らかしてた人と同一人物か?




M7.『またねがあれば』

泣いた。この曲を持ってくるのか、と。
曲前のSMCだったか忘れたけど、センラさんが「京都住みの人〜?」と聞くと手が上がったのは割と少なめ。すると「ほら、少ないんですよ。ということは京都以外のところからたくさん来てくれているんです。僕がこうやって京都でライブします!って言ったら色んな所から駆けつけてくれて、これって当たり前のことじゃないなって改めて思った」と言ったセンラさん。

ファンなんて気分屋で、一生推してくれるとは限らない。冷めればすぐに離れていくし、“好き”の気持ちがなくなるのも一瞬。私たちファンがそうであるように、推しも一生活動してくれる訳じゃない。いつかは活動をやめ、ファンの前から姿を消す。もしかしたら近々活動を終えるかもしれない、明日そういう発表があるかもしれない、推しとオタクの間に“当たり前”なんて言葉はないんだなと。
そう考えたら、この時歌った「またねがあれば」がより一層胸に響いた。この曲自体は別れを歌った曲で「またねがあればよかった」という感じなのに、この時だけは「またねがあればいいな」と“次”を願ってくれているように感じた。感情をたっぷり込めて歌うセンラさんを見て、泣かずにはいられなかった。


だからバラード歌わせたらダメだって!(泣)




M8.『Fake my dreams』

キタ!キタ!キタァ!ーー、ー!!!!この曲を聴きたいがためにセンワンに行ってる節は、ある。それくらいセンワンには欠かせない曲だしこの一曲で一気にセンワンというものに色がつくのだ。(※個人の意見です)
ラスサビの転調は何回聴いても鳥肌が立つ。センラさん×奏音69さんは天下とれると本気で思ってます。

CD音源よりも色気が増した歌声に溺れそうになる。




幕間

ツッコミどころがありすぎるので割愛。
お前も実男カンパニーにならないか?Make スマイルッ!!😁
自分のファンから悲鳴が上がる推し、面白すぎる。



幕間が終わり、第二衣装に着替えたセンラさん。なんと着ていた衣装は一着目と真反対の全身真っ黒なスーツ

もう1回言います。全身真っ黒なスーツ

おいおい。どこぞのお国の王子様かと思ったら本当は歌舞伎町を統べるNo.1ホストだったってか!?ラノベ書いたろか。

後の配信で言っていたのですが、実はこの二着目がメイン衣装だったらしい。普通は一着目がメイン衣装になるところを二着目をメイン衣装にしたこと、ツアーテーマは『VERITE(=本音、真実)』なのに白衣装ではなく黒衣装をメインにしたこと、センラさんのセンスが光ってる。
今回のロンTは『VERITE』という文字の真ん中に黒い線が入っているデザインなのですが、あぁ、なるほど。そういうことかと。“本音を隠す=嘘をつく”“本音があれば嘘もある”  隠れた裏テーマが《嘘》だったのか、と。隠されたのは《本音》で表に出たのは《嘘》。だから二着目をメイン衣装にしたのか、と。

流石に参った。どこまで考えてあるんだこのツアーは。




M9.『シックスセンス-6th SENSE-』

黒衣装に着替えて一発目がシックスセンスなのどういうことォーーーーーー!?!???
この曲は2019年に発売された嘘がテーマであるLügeというアルバムの一曲。嘘から始まる後半戦という名の本当のメイン。怖い。ここからが本番だったのか、、、
「君の第六感(シックスセンス)、ようやく気付いたみたい」で自分の頭を指さし、ニヤッと目を細め客席に指をさすセンラさん。表情と動作で魅せるのが上手い。




M10.『Pudding』

黒スーツで歌い踊るPuddingの破壊力。振り付けのかっこよさナンバーワン。
「体中に駆け巡る Like a shock」の太ももから体をなぞり、ジャケットをバサッと掴む振り付けギェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




M11.『Freja』

バンド紹介からFrejaに入る流れかっこよすぎだろ!
この曲が持ち曲にあるセンラさん、無敵。
「口移しで注ぎ込んで」で自分の唇をトントンとする仕草嫌いな人おらん。




M11.『Sweet Magic』

こちらが仕掛けたはずなのにいつの間にか相手の甘い魔法にかけられ罠にハマってしまった男性の曲。
スイマジを歌っている時のセンラさん、めちゃくちゃ笑顔で良い。この笑顔を見てると健康になり、お金が貯まり、人間関係も上手くいき、世界も平和になる。よかった。

ボクにだけ溺れてね

そう言われたらもう抜け出せないじゃないか。




M12.『パンペルデュ』

実男の電波ジャックから始まるパンペルデュ。
蓋して大失敗しちゃうセンラさんかわいすぎ。
パン!パン!パン!👏と手拍子をする楽しい盛り上げ曲。なのに歌詞には少し苦みがある。甘いだけではないのがセンラさんだ。



M13.『ネバースリープ』

これまためちゃくちゃ踊る!!!ロックダンスがかっこいい曲。後半戦でこんなダンス曲を持ってきたのに全く歌声がブレない。肺活量どうなってんだ…?
Sumさんの作る曲はノれる曲ばかりでライブ映えするので本当に楽しい!




M14.『NIGHT SCREAMER』

R1kutoさん作の振り付けをバチバチに決めてくるセンラさん。
叫ぶような歌詞とセンラさんの力強い眼差しがとてもかっこよかった。




M15.『J'adore』

ここから一気に切ない。情緒どうしてくれる。
「首筋に残る傷は  二人の甘い恋の十字架」で少し力強く歌い、首あたりに手を当てるところ好きだ…



M16.『色恋』

色恋を歌っているセンラさんが一番好きだ。
バックモニターに赤い薔薇が散っていく映像が流れるのも好きです。赤い薔薇は<愛情><あなたを愛しています>などの意味があるので、それが散っていくのがなんとも切ない。Lügeで見たあの光景が忘れられなかったのでまた見れて嬉しかった。

夢は夢で夢のままです。
あの日の言葉は嘘ですか?

色褪せない名曲。原点にして頂点。
書き下ろしなのでそれはそうだが、センラさんのためにある曲だと思う。亜沙さんの作る曲が好き。もっと嘘吐も歌ってください(私情)




M17.『ファーストレディー』

この曲、完全に自分のモノにしてる。歌声だけで人を魅了できるのがセンラさんの強みだと思う。
「スーツと制服を脱いだら」で自分がつけてるネクタイに手をかけるセンラさんに狂わされた人はどのくらいいるのだろうか。私もその一人なんですけど…




M18.『cute you』

曲前のSMCで「僕は感謝は形で返していくっていうスタンスなんですけど、言葉で返していくこともすごく大事やと思ったんです。だったら両方で示していけばいいんじゃないかなって。じゃあ、形でも言葉でも示していく方法ってなんなんやろうって考えた時、歌詞にすればいいんじゃないかと。そしたら形にも残るし言葉にも残るんじゃないかと。そう思って作りました。」と言っていたセンラさんが忘れられない。

もしも耐えられないようなことがあったなら
ここにおいでよ   ほら、抱きしめるね
よそ見なんて少しもさせないから
最後まで僕を見つめて


普段こういうストレートな曲を歌うことは滅多にないセンラさんが、こんなにも真っ直ぐ愛の伝わる歌詞を書いたという事実に胸がキュッとなった。歌詞を書いている時私たちのことをたくさん考えたのかな?そう思うと、この『cute you』という曲が愛しくてたまらない。

センラさんのセンラーへの想いと海よりも深い愛情が詰まったcute you。こんなにも素敵な形で感謝を返してくれるなんて思ってなかった。

君といるときの僕はいつでも
世界一の幸せものだよね

どう考えてもこっちのセリフ。


センラさんが贈ってくれたこのcute you、私たちもずっとずっと大切にしたい。間違いなく、世界で一番の宝物だ。



[ENCORE]
M19.『スパイラル』

奏音69さんのセンス溢れる言葉遊びが満載な楽曲。
本当にこの人は報われない曲が似合う。センラさん自身は幸せでありますように…




M20.『脳内シェイカー』

センラさんの楽曲の中で一番盛り上がる曲。
サビのパラパラ風の振り付けがクセになっちゃうんだよな…簡単なのでぜひ覚えて一緒に踊りましょう。みんなで酒狂いになるぞ!
テーブルクロス引き、コロナ退治、そして今年の脳内シェイカーはW杯にちなんでサッカー(ばりばりハンド)を披露。値上げラッシュを止めてくれた。




M21.『Make a pass』

京都公演のみ披露された。
ぴょんぴょん跳ねる楽しそうなセンラさんが見れる。全然泣く曲ではないのだが、アンコールに歌うMake a passは無性に泣けてくるのなんなんだろう…


このブログを書いていて一つ気づいたことがある。

VERITEの1曲目が透明で、VERITEを締めくくるのは<透明な愛を汚して>というフレーズがあるMake a pass。

おいおい…ここまで狙ったのか?それともたまたま?
本当にセンラさんは、どこまでも楽しませてくれる。

ズルい男である。




全て歌い終わった後のセンラさんのやり切ったという表情、そして「このツアーほんっっまに楽しかった」と言った幸せそうな表情、今でもよく覚えている。このVERITEというライブツアーはきっとセンラさんにとって大きな影響を与えたんだろうなと思う。
「チケットが当たらなかった」という多くのファンの声に耳を傾け、たくさんの方が入れるようにと実現させた全国7箇所中5会場での2部制、終演後のお見送り会、レプリカチケット、地元である京都での凱旋公演。最善を尽くしてくれたセンラさんのおかげでこんなにも楽しく思い出に残るライブになった。



後の配信で言っていた「もっともっと頑張りますので、ぜひとも頑張るきっかけをくださいね」という言葉。いつも一人で乗り越えて、私たちの見えないところで努力するセンラさんがこういうことを言うのは珍しかった。私たちがセンラさんの頑張る源になれているのならこれほど嬉しいことはない。



“一生” なんて軽々しく使っていい言葉ではないけれど、オタクの言う一生なんて世界一信用がないけれど、「ただでは終わらない」センラさんに一生着いていきたいと本気で思った。



あなたががステージに立ち続けてくれる限り、頑張るきっかけを与えられたらいいな。





センラさん!大好きだ!

ありがとうございましたVERITE〜!

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