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リベラルアーツを考える

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リベラルアーツとは何なのか、リベラルアーツで何が得られるのか、なぜリベラルアーツが必要なのか、といった諸々の疑問について考えるための記事を集めています。
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#毎日note

「リベラルアーツ」について考える。

ごきけんよう怜です。 さて大晦日に初めて3回目くらいでしょうか、連続投稿が切れたのは。だんだんのそのスパンが短くなっているような気がして怖い限りです。 なんか家に私宛てのDMが届きました。 (相変わらず縦に貼れないなぁ…) 桜美林大学のパンフレットなんですけどね。なんか…正しいこと言われてるなぁとは思うんです。 「問いを立てる力」を培うことが大事、って書いてあります。その為の「リベラルアーツ」教育! リベラルアーツ。 たまに聞きますが、私、ずっと最近できた考え方だ

視点を増やすための勉学。「リベラルアーツの学び方」瀬木比呂志

 この本では様々な学問を取り上げてその特徴やテーマと代表的な本を紹介しています。  リベラルアーツとは結局のところ色々な学問分野から学ぼうということです。最近のビジネスの世界でもT型人材という、専門スキルに加えて幅広い分野の知識を持つ人の重要性が説かれています。  かつてはスペシャリストとして一つの専門スキルを極めた人材が求められていました。しかし社会の変化が早くなりスキルの価値も変わりやすい現代においては一つに固執するだけではリスクがあります。  イノベーションや変化

考えるための力を手に入れろ。|『リベラルアーツの学び方』 瀬木比呂志

「ああこの人には一生敵わない」と思ったことがある。 イギリス留学中、わたしが夏を過ごした寮には日本人が2人に台湾人とアフリカ人のフラットメイトがいた。 この寮ではそれぞれが個室を持っているのだけれどもキッチンは共有で、そこに置かれたソファに寝転がって朝も夜も一緒に過ごした。大抵は一緒に料理をして、宿題をしたり夜遅くまで語り合ったり、どうでもいいドラマを見たり、当時流行っていたポケモンGOをしたり、ほんとうに楽しかった。 7月のある日、そう、その日も音楽をかけて皆で