予約の電話苦笑い
梅雨に入る前に、オイル交換などバイクのメンテナンスをしておこうと、馴染みのバイク屋さんに電話する。
受話器越しに聞こえる声が硬い。
この時期は、本格的な梅雨前に同じことを考えるライダーが多く、予約が取りづらい。
きっと、バイク屋さんもフル稼働なのだろう。
急ぐわけでもないので、またあらためる旨を伝える。
するとバイク屋さんがこう言った。
「雨の日なら、空いてるかも知れません」
雨の日にわざわざ持っていくのは大変だから、みんな避ける。冗談のつもりで言ったのだろう。
それもアリか。
思わず漏れたつぶやきに、お互い、苦笑い。
こういうやりとりも梅雨らしくていいかと、頑張ってる街のバイク屋さんと、それ楽しめる自分を、褒めてたくなるのです。
まつりぺきん 自由律俳句 詩
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