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楽譜を読めるように(2)

 こんにちは。もとぽんです。寒くなってきましたね。

 今回は小節(前の続き)と音符と休符なんやかんやを勉強しましたのでメモっておきます。

 前回の楽譜って確かこんな感じになってましたね。

 この縦線で区切られている部分を小節と言いました。ここに音符とか休符を詰め込んでいきます。ですが、適当に詰め込んではいけません。小節のルールとして、「限界まで音符やら休符を詰め込まなくちゃいけない」というものがあります。

 わかりやすく言うと、小節はビニール袋みたいなもので、ここに何か物を詰め込んでいく感じです。その詰め込んでいくものの大きさによって入る数だったり、種類が決まったりします。今回は詰め込んでいくものは果物だと思ってください。

 さて、この数字に注目してほしいのです。

 僕は小学校の時からこの分数どうして約分されないんだろう…って思ってました。これは拍子というものを表しています。

 これは4/4拍子と読みまして、「四分音符が4つ入る小節」という意味になります。これがもし3/4だったら「四分音符が3つ入る小節」という感じです。

 じゃあ四分音符って何だよ…って話になりますよね。せっかちなやつらめ。

 なのでいったんどう詰めるかを置いといて音符と休符の説明を書きたいと思います。

 まずは音符から。

 音符にはいくつか種類があって、音の高さの表し方は全部共通なのですが、それぞれ長さが違います。「あ」という音が「あ」になるか「あ^~~~~」になるか、の違いみたいなものです。

 まずは全音符。長いです。小節をビニール袋だとするなら、こいつはとりあえず1番でかい果物だと思ってください。スイカにしましょう。スイカと言えばもちろん大玉ビッグバンですね。

 

 次に二分音符全音符の半分の長さです。よく楽譜で見るオタマジャクシ型になりましたね。果物の大きさで言うならスイカの半分くらいの大きさですし、メロンだと思ってください。天下御免、ですね。


 更に四分音符二分音符の半分の長さです。次は…バナナとかにしましょう。もちろんナイトオブスピアーですね?


 まだまだ。更に四分音符の半分の長さ八分音符。果物の大きさ的にはここでやっとオレンジです。花道オンステージ


 …。もう察してくれているのではないかと思いますが、さらに半分の十六分音符です。こいつの大きさを今度はイチゴだとすると、シュシュっとスパークですね。


 とまあこんな感じで音の長さは半分…となっていきます。果物にするとブドウ…サクランボ…みたいな…。八分音符以降は頭のキノコの傘みたいのが増えていきます。たくさん増えるとだいぶキモい形になりますね。


 じゃあ中途半端な長さの音はどうやって表すの?って疑問もあるんですが、それはいつか機会があれば…(僕もまだ勉強中)。


 次は休符

 休符は「音を出さない部分を表す記号」です。「黙ってろクズ」って意味です。音符と同じように、今度は黙ってる期間が半分…となっていきます。


 まずは全休符。長いです。こいつが出てきたらその小節はずーっと黙ってなくてはいけません。


 

 次に二分休符全休符の半分の長さです。一見全休符と違いがわからなくない…?全休符は下向き、こいつは上向きらしいです。わかるかこんなん。



 更に四分休符二分休符の半分の長さです。急にひじきみたいな形になりましたね。



 まだまだ。更に四分休符の半分の長さ八分休符。リーゼントみたいな形になりました。


 音符と同じで八分休符以降は頭の上のハンバーグみてーのが増えていきます。

 

 実際に小節に詰め込んでいくとこんな感じになります。

 左の小節から1、2、3とすると、1の小節は四分音符が4つで詰まっています。袋にバナナ4本入れたらいっぱいになった…みたいな埋まり方です。2は二分音符と四分音符2つで詰める。メロン1個とバナナ2本で一杯に。3は繋がってるのがわかりにくいかもしれませんが、八分音符です。その後ろが四分音符、そして余りを四分休符で埋めています。

 このように小節に隙間がないように音符と休符を詰めていきます。これだけです。たぶん。音を並べてくだけで曲になるってそう考えてみると不思議ですね。果物でフルーツパフェができるようなものですかね。

 …。実は少しだけすっ飛ばしたところがあって、それを次回にやりたいと思います。「付点」というやつです。頑張って勉強しますね。

p.s.

 今回の記事で謎の単語がいくつか出てきたと思いますが、果物で殴り合うヒーロー番組、「仮面ライダー鎧武」という作品のネタになります。ニートが神になるまでのお話なのでなろう系のラノベとかが好きな人は気に入るかもしれませんね。ぜひ見てみてください。


 それでは今日はこの辺で。

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