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怒りの裏に潜む本質は?



✍ 9/22日記

旦那さんが友人が離婚する話を降ってきた。
内容は、友人Aは離婚したくない。
しかしAの嫁さんは離婚したい。
2人は18歳から結婚し、20年近く連れ添ってきた夫婦。
お子さんも3人。
上の子は中高生?真ん中は小学部?下は4.5歳との事。

離婚に至った経緯は奥さんの自立だそう。
自分ビジネスを始め軌道に乗り、離婚を切り出したそう。
旦那さんからしたら離婚話が出たこと自体謎だし、なぜそうなったかわからず、最終結論は自分ビジネスで出会った年上の女性、Bさんに洗脳されたせいだと言うことに至ったそうで。
それを聞き、それは違う気するけどと私は感じた。
ウチの旦那さんの意見を聞いてみた。
旦那さんも洗脳かはわからないが、年上の女性が何かしら影響を与えているのだろうとのことだった。
この見解に違和感しかなかった。

確かにキッカケはその年上の女性Bさんかもしれない。
しかし、そもそも稼いでない事に奥さんが劣等感があったのかもしれない。
もしくは、そんな発言や態度が旦那さんからあり蓄積していた気持ちがあったのかもしれない。
理由は分からないが聞いてる限り友人Aは突然でアタフタし、イライラし戸惑っている感じがうかがえたが奥さんはもう肝が据わった感じが話伝えにでも感じられた。

この内容に関して旦那さんが、友人Aを可愛そうだと言った。
子どもも取られ、でも養育費は残る。
法律がおかしい。
それなら養育費を無くすべきだと。

私は、「なら私が離婚を切り出す際は養育費も要らないから別れてほしいとただお願いするわ」と言うといつも穏やかな旦那さんがちょいギレで「金だけで結婚したみたいな、自立出来たらポイみたいなん何やねん!」と中々まじなトーンで突っかかって来た。
やめておけばいいのに私もさらに突っかかった。
「だって育児もやらん。経済的にも要らん。
法律で男が損してるみたいに言うなら何も要らんから去れよ。」と言った。
そこからただの他人の離婚話が私達の離婚話へと変換された。
意見交換は感情任せになればただの罵り合いと化すようだ。
そして、旦那さんがぼそっと言うた。
「他人の離婚話でこんなんなるんおかしない?ただの世間話やん。」

そこで私はハッとさせられた。
まだまだ働いていない劣等感、働く動機は旦那さんを見返したいからだと気付かされた。

働く動機、夫婦でいる意味をもう一度改めて考え直さないとなと思った。
やはり私の中の長年の劣等感(働いてないから立場が弱い)は少々では消えずしぶといのだと思い知らせれた。
が、根底にある本質に触れられまた考えるキッカケが出来良かったなとも思えた。

他人の離婚話から知らず知らずのうちに当人になったような感覚に陥り、客観的に見る視野が失われていたのだと感じた。
事実を事実として受け取れず、他人を自分に重ねてしまう。
よくやってしまいがちだ。
私はやはり少なからず働いていない自分にまだ罪悪感があるのだなと思わされた出来事だった。
離婚するのが悪いわけではない。
専業ママも悪いわけでもない。
なぜ、それを自分が選択したのかを言語化レベルまで理解しておく必要はあるなと感じた夜だった。

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