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#740【横浜】違いを楽しむLFG展

どうもてんです
長らく記事書いておらず申し訳ない
9/26-29に横浜のHideharu Fukasaku Gallery & Museumで開催されたLFG展のF側の運営をしていてドタバタしておりました、、、

Leica/Foveon/GRというそれぞれの魅力を秘めたカメラのみで撮影した写真を一同に集め64名128作品もの写真を展示しました

ご存知の方もいるかもですが元々Foveonに魅了され(実はそのFoveonはその前に使ってたGRを売って買いました笑)『Foveon展』なる狂気の集いを直近2年で2回開催運営しているのですが今回はそこにLとGを追加して更なるカオスな展示会となりました笑

スタートは約1年半前
僕をFoveonの世界に引き込んでくださった?藪崎次郎さん通称やぶさんより『LFG展やるからよろしく!』との一言でMとWのメンバーで且つ共にF展運営をしているうっちーと共に『LとGはなんだ、、、?わからんけどやります!!』って感じで始まりました笑

LとGからも見知った仲間が運営に選ばれ
高橋伸哉(L主催)
ましゅー(L運営)
Cody(L運営)

藪崎次郎(F主催)
てん(F運営)
うっちー(F運営)

wacamera(G主催)
Heltz(G運営)
リュート(G運営)
の9名でのプロジェクトがスタートしました

いつ頃何人規模でどういう展示方法でどこのギャラリーでやるのか?協賛お願いするのか?みたいなことから権利関係や赤字にならない値段設定などなどあーでもないこーでもないと話し合い徐々に徐々に決まっていく

正直全員を知っているFoveon狂団のF展は『これでいくぞ!おー!!』くらいの勢いでサクサク決まっていくので一般公募のLFG展はたいへんではあったものの運営としての学びも多くなんだかんだ楽しく企画を進められました

まぁラスト2ヶ月ほどの作品集めからの実施までは間に合うのか!?ってくらい自分の仕事やその他プライベートの忙しさも重なりわちゃくそになってました、、、笑

どうにかこうにか迎えた設営の日
平日ど真ん中ということもありかなり少ない人数で設営しないといけない
しかし時間はたっぷり9時間取っているからまぁ大丈夫だろうとまずは運営だけ先に集まり作品開封作業を始める

データで見るのとはまた一味も二味も違う美しい作品群が次から次へと出てきて『これやばいな』『あれがこんな風になるのか!』とかとかひとしきり盛り上がりながら元々データ見て組んでたレイアウトに置いてみる

いざ印刷物として作品を見てみると実際のギャラリーの雰囲気も相まって
この作品はここじゃないな
これとこれは並べたらダメだ
これの壁は絶妙にいいバランスとれてるな!
あれとこれ入れ替えるといいんじゃない!?
なんて大レイアウト変更大会が始まる

運営+協力者のセンスをぶつけ合い最終的にレイアウト完成
そこから墨出しして高さや角度を揃えて釘打ちと入っていくわけだがなんやらかんらやトラブルありつつ作品数の多さもあり終わらない
圧倒的に終わらない笑

結局ラスト2時間は打ち上げ的なものをしようと思ってたのが間に合うわけもなくむしろギャラリーに無理を言って1時間延長の10時間耐久レースとなりました笑

しかし苦労の甲斐があり出来上がった展示会場は我らながら納得のいく素晴らしいクオリティに仕上げることが出来たと思う

完成後は近くの中華+タイ料理という謎の店に押しかけ打ち上げ
うまい、、、やりきったあとの飯のうまさよ
この時はまだここから5日連続ほぼ朝昼晩中華祭りになるとは僕のお腹も聞かされていませんでした
胃もたれ、、、

てな感じでLFG展スタート!
全日程時間は限られたものの在廊し楽しんで見てくださってるたくさんの来場者(通しで大体500名くらい来てくださったよう)とお久しぶりや初めましての展示者達と交流できてとても楽しく一瞬で4日間が過ぎました

写真は全くわからないというカップルの方が一枚一枚じっくり見てくださりいろいろ質問もしていただき最終的に『このFoveonってので撮ったやつだけ写り違いますよね!?』と言われて『そうなんですよ!!!Foveonというのはですね、、、!!』と狂団スイッチが入りドン引きさせたかもしれないくらいしゃべり散らかしました笑

展示者、来場者様それぞれみんな笑顔で様々な写真談義がそこら中で繰り広げられ最初の不安はどこへやらとてつもなく楽しくクオリティの高い展示会となりました
いやーありがたい
ご来場の皆様そして展示者の皆様どうもありがとうございました!!

またやりたいなという気持ちと継続運営しているFoveon展をLFG展を糧にさらに良いものに出来るようそっちに注力したい気持ちに揺れながら来年は第3回Foveon展をやることに決めました笑
狂団ではない方々の作品も展示できるようにしよーかなーなんて考えてたり考えてなかったり、、、笑
LFG展を越える展示にできるよう頑張って参ります!

いやーそれにしてもLFG展たのしかったなぁと

LFG閉幕の集合写真
僕の作品
グリンデルヴァルト
ツェルマット

最後に自身の作品解説
LFG展が決まった昨年春頃
どうせなら海外絶景をFoveonで撮りたい!と思い立ちスイスにしようかアイスランドにしようかポルトガルとかもありやな、、、と悩み最終的に学生時代に金なくてほぼ素通りしたが車窓の美しさに絶対また戻ってくる!!と誓ったスイスに決定

約2週間の滞在で天気予報はオール雨
死んだ、、、最悪や、、、
死ぬほど金かかってるのに何も撮れないかも!
ベイヤーなら撮れるかもやがFoveonは悪天候に弱いのですよ、、、泣

失意の中とりあえずスイスへ
まずはツェルマットから

奇跡の大晴天!笑

それが2枚目の写真
ゴルナーグラート駅降りてすぐのところからミニ三脚でポチッと1発SFDで撮りました
素材がいいとやることない笑
構図も何も考えないでもどこ撮っても美しい
恐るべしスイスの絶景

もう一枚がグリンデルヴァルト
こっちは更なるメイクドラマがありました(古い)
めちゃくちゃ楽しみにしていたグリンデルヴァルト
滞在期間中全部雨予報なものの少しだけマシそうな日を選び突撃
大雨
なんやねん!!
スイスの天気予報!!!ふん!!!!
ってなりながら一応頂上まで登るbyロープウェイ
何にも見えない
圧倒的に何も見えない笑

寒いし暗いし絶景1mmも見えん!
どこのサイレントヒルや

何とか晴れないかと頂上のカフェで高級インスタント珈琲をちびちび飲みつつ2時間待つ
晴れない
もうダメだ
ホテル帰って不貞寝する!
とロープウェイでくだる

するとなんということでしょう
何か、、、晴れ間が見えてきた、、、?
これはいけるのか?晴れるのか?
とりあえず最終駅一個手前で飛び降りる

晴れて来てるー!!
でもあそこの岩に光がさして欲しい
地面も雲の影と太陽の明かりのコントラストが欲しい
ここからがいいかな?あそこからがいいかな?と三脚肩にかけてうろちょろうろちょろ

SFDを一回スタートさせると2分間は撮れない
その間にベストタイミングが来たら最悪だ、となかなかシャッターボタンが押せない
そんな時にここだー!!!!っていう瞬間がきて撮れたのが先ほどの一枚

再掲

あースイス来てよかった
本当は頂上からこの景色を望みたかったものの晴れ渡ってたらこれは撮れなかった
運がいいのか悪いのか
不幸中の幸い?
このあとはまた再び雨祭り笑
少しでもここに来る時間がずれてたら撮れなかったことを考えるとやはり運が良かったのだろう

天候に恐ろしく左右されるがスイス最高です
ただ切ったクレジットの明細は見てません
怖くて見れない
マクドのビッグマックセット2,500円とかやかんね
絶景のインパクトと物価のインパクトえげつない

ほぼ文字ばかり長々と書いてしまい申し訳ない
以上LFG展裏話?でした!

使用機材
SIGMA dp0 Quattro

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