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#317【岐阜】男二人写真旅(後編)

こんにちは、旅するフォトマガジンMとWのキートン福永です。
自己紹介はこちら

さて、前回に続き旅の後編、カメラ片手に岐阜を存分に満喫してきましたので皆さんに紹介したいと思います。ちなみに、前編はこちら↓

■今回は男ふたり写真旅

今回の旅の目的は、高校時代からの友人に会いに行く、そして彼の住む岐阜の魅力を満喫しながら、写真の話をしよう!カメラの話をしよう!というものでした。

■27年来の友人と写真・カメラ談義

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ちなみに、彼こそ最初にわたしに写真の魅力を教えてくれた人なんです。
高校で知り合い、彼が絵やアニメや建築、そして写真などさまざまなアートについて話を聞いているうちに、門前の小僧のように私も少しずつアート全般、特に写真に興味を持つようになったんです。

■写真好きはとにかくいつでもどこでもなんでも撮る。

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ちなみに久々に彼と過ごしてると、とても面白かったです。
というのも、目が止まる瞬間、足が止まる瞬間がよく分かる。普通の人なら見過ごすような気配のようなものを感じシャッターを切ってるのが伝わってくる。この感覚は写真をやっている者同士、そして四半世紀の付き合いだからこそ、『それ、いいよねー!』ってなって寄り道ばかりで、なかなか予定通り足が進まないことも笑。

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Leica M10-D /M-D
ともにデジタルカメラにも関わらず、背面液晶を持たないモデルで、フィルムカメラと同じ感覚で写真を取ることができる。

ところで、彼と数ヶ月前より久々に頻繁に連絡を取るようになり『新しいカメラを買いたいんだよね』と相談を受け、二人であれがいい、これがいいと盛り上がっているうちに最終的に『やはりライカだよね!』という結論になった(彼は同時にもう一台のカメラを購入したんですが)。
しかも、彼にライカを勧めてる内に私もライカが欲しくなり、ほぼ同時期に手に入れたんですよね(代わりに銀塩ライカを手放しました)。そこで、じゃぁ、一緒に写真撮りに行こうよ!ということで、彼の住む岐阜まで遊びにいくことが決まったんです。

■岐阜の観光名所のひとつ、名もなき池 通称”モネの池”

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通称”モネの池”
関市板取の根道神社参道脇にある貯水池、湧き水で透明度の高い水面にスイレンが浮き、コイが優雅に泳ぐ。フランスの印象派画家クロード・モネの代表作「睡蓮(すいれん)」に似ているとインターネット上で話題に。

今回の旅は、私の要望を取り入れつつ、彼がコーディネートしてくれたのですが、その中でも思いの外人気スポットだったのが通称"モネの池"。
多くの方がカメラやスマホを向けて写真を撮っており、インスタ映えスポットになっていました。
池の鯉が泳ぎ回っているので、なんとかいい瞬間を撮ろうと多くの人が粘っていましたね。でも、ネットで話題になるくらい、湖面が美しいので、岐阜に行った際にはぜひお立ち寄りください。紫陽花の季節はなお良しです。

■日本最大の生産地、岐阜和傘

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和傘CASA 
岐阜城の麓、川原町に築100年の町家で商う唯一の岐阜和傘専門店。
日本の和傘の約7割近くを作る岐阜の地で、未来に和傘の文化を繋げたいとの思いから、蛇の目傘、番傘、日傘と普段使いの和傘など多数取り揃えています。
onlineshop:https://wagasa.shop

友人の勧めて是非見たほうがいいと連れて行かれたのが、岐阜和傘の和傘CASAさん
長良川の豊かな恵みを受けて和紙や竹の生産が盛んなこともあり、和傘の日本最大の生産地として栄えた岐阜、そこに日本唯一の和傘専門のセレクトショップがあります。
実際に気になったデザインの傘をいつくか見せてただきましたが、どれもカタチ、色、素材が素晴らしく、一本欲しくなったし、ぜひいつか作品撮りに使ってみたいなと思いました。

■複合文化施設『ふしぎの森 ぎふメディアコスモス』

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ぎふメディアコスモス
みんなの森 ぎふメディアコスモスは、「知の拠点」の役割を担う市立中央図書館、「絆の拠点」となる市民活動交流センター、多文化交流プラザ及び「文化の拠点」となる展示ギャラリー等からなる複合文化施設。
設計: 伊東豊雄建築設計事務所

そして、こちらも建築を見てほしいと連れて行かれた「ぎふメディアコスモス」。できればゆっくりしたかったのですが、今回は建築の内外観を見るだけで我慢。図書館を始め、ギャラリーやスタジオも持つ複合文化施設、近くにこんな素晴らしい施設があるのは羨ましいですね。

■岐阜のグルメを味わう

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rustico(ラスティコ)4
系列店が4つもある岐阜で人気のパン屋さん
こちらは、河原町通りにある古民家を生かした店舗。

私の記事ではお馴染みのグルメ紹介。
まず、中部地方名物のモーニンングを堪能すべく、彼おすすめのrustico(ラスティコ)4さんへ。
ほんと食べきれないほどの沢山のパンが運ばれてきて、朝からお腹いっぱい。

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更科(さらしな)
創業100年あまりの老舗のそば・うどん屋さん
人気NO.1の冷やしたぬきはなんと520円(並盛り)

続いてランチは、地域の方に愛され続けている老舗、更科さんにて名物「冷やしたぬき」をいただく、これまた美味い。

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YAJIMA COFFEE
岐阜のシンボル金華山の麓にオープンした自家焙煎珈琲店
店内からは、金華山、岐阜城を望む事ができます

そして、ちょっと一息しようと入った喫茶店は、YAJIMA COFFEEさん
豆や焙煎にこだわりを感じさせるメニューや内装となっており、心地の良い雰囲気の素敵なお店でした。
ちなみに、差し込む光と影に反応してシャッターを切る友人、とてもよく分かります笑。

■ちゃんとお土産も忘れずに

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長良川デパート
岐阜の工芸品など長良川で生まれ育った選りすぐりの品々を扱うショップ
鮎をモチーフにした家財品など、かわいい小物が揃っています。

家族にお土産を買おうと向かったお店、長良川デパートさん
岐阜の伝統工芸をベースに鮎をモチーフにした可愛い小物なども取り扱っており、ぜひお立ち寄りの際は覗いてみていただきたいお店です。
なお、このお店、”持続的な長良川流域の地域づくり”を目的としたNPO法人ORGANが立ち上げたショップらしく、先に紹介した和傘CASAさんもその取り組みの一つとのことでした。

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ぎふ柳ヶ瀬 ツバメヤ
どやらき、わらび餅、羊羹などを取り扱う和菓子屋

お土産といえばもちろん食べ物も欠かせません。いくつか銘菓があるようですが、友人のススメもありツバメヤさん名物のわらび餅を購入。娘がわらび餅が大好きなので、とても好評でしたね。お店も駅から近くおしゃれでした。

■以上、岐阜旅は素晴らしかった

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岐阜市新庁舎の展望スペースつかさデッキ17からの眺め
岐阜市を遠くまで見渡すことができる

久々に友人と写真を撮ろう、カメラの話をしようと出かけた岐阜旅、彼のおもてなし力もあって、一泊二日にもかかわらず、自然、文化、グルメとおもいっきり旅を満喫することができました。
岐阜に行ったことのない方、ぜひ一度訪れてみてください。ほんと、素敵なところでした。

以上、キートン・福永でした。次はどこに行こう?

Text&Photo:Keaton_fukunaga
ロケ地:岐阜県
モーニング:rustico4
お昼ご飯:更科
喫茶:YAJIMA COFFEE
観光:
ふしぎの森 メディアコスモス
和傘CASAさん
お土産:長良川デパート
     ツバメヤ
使用カメラ:Leica M10-D /FUJIFILM X-Pro3











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