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節分

わたしの地元では節分に落花生を撒きます。

小学校で豆まきをしていたのですが、落花生と色とりどりの銀紙に包まれた小さい丸いチョコを撒いていた記憶があります。

関西出身の父が、豆まきは大豆やろ!と家では大豆が登場していた年もありました。

こうやって、季節の行事を大切にしてくれていた小学校や両親のおかげで、節分は2月3日だと自然に認知できているのかもしれませんね。

日本人なら全員、節分は(一般的に) 2月3日だと知っていると思ったら、大間違いで…笑

また自分の思い込みに気付かされた最近です。

明日は立春。

北海道は2月が1番寒くなります。

子どもの頃、カレンダーに書かれている四季の入った字は、なぜ実際と違うのか不思議に思っていたのを思い出します。

立春は冬だし、夏至も夏ではないし。笑

大人になって、そんなカレンダーに書かれていた二十四節気も気にしなくなり、数年前までは数字だけを意識して生きていました。

今は、日本の昔ながらの感覚や教えって、すごいなって改めて思えるし、その感覚を味わって学ぶことが多いと感じています。

そんな感覚に出会う自分を愛おしくさえ感じるので、親が季節の行事を大切にしてくれていた気持ちもまたわかる気がします。

北海道の春はまだまだ先ですが、先日ふと目に浮かんだ情景がありました。

こんもり積もった雪が少しずつ溶けてきて、雪に埋もれていた小川がキラキラと光り出します。

ヒヤッとした気温の中に、日差しの暖かさを感じて、土の匂いがフワッと香る。

雪解けからひょっこり顔を出した福寿草やふきのとうの少し苦味を感じる香りも漂ってくる。

思い返せば、小学校からの帰り道はそんな楽しみが季節ごとにたくさんありました。

こうやって、季節の移ろいを感じながら、またプラプラ歩こう♪

そう思えるこれからの季節がわたしは好きです。

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