2021.3.18~24 camino de KUMANO・ day6
●一週間の熊野古道の旅。あまりに情報が少ない熊野古道なので、本来のnoteの役割を少し離れて旅の記録を残そうと思います。●
さて。
いよいよ行動最終日。
明日は信州まで帰るのみの一日だ。
朝。まずはバスで”道の駅・熊野川”を目指す。
前日世界遺産センターで学んだことでもあるが。
熊野古道唯一の”川の参詣路”・・・要するに、船・・・でゴールの新宮を目指してみたかった。
少し語り部のおばちゃんが賑やかすぎる類の川旅ではあるのだが(それでも有益な話は多かった)やはり、川はいい。快適な約一時間半。
新宮で船を降りればそこはもう速玉大社。個人的に三山中もっともフィーリングのあうお社。お守りいくつかもここでいただく。
ここから一旦、街中を目指す。バスで那智大社を目指して三山参りを完遂しようと。バスは比較的本数あり。途中那智駅でバスを乗り換え那智大社を目指すのだが乗り継ぎも悪くない。ノーストレス。
ここでもやはり全く歩かないのはしのびない・・・途中バスを降りて今度こそホントの最後の古道、大門坂を歩く。
ここから那智大社まで強烈な石段続き。でもまぁ、いいじゃないか。最後にふさわしい。グッと行こう!
写真から推測できるように最後は強烈なアップダウンを経て、那智の滝に臨む。これにて巡礼完遂。
しかしおかしなもの。
完遂と同時にスタンプラリー的なものは、興味がなくなってしまった。
「ここが抜けてますよ」ふーん。で?だ。
自分は必要な場所は全て行ったのだ。それで十分。
それ他の誰かがどういうか?はあまり意味のないことだな、と改めて感じた今回の旅。
それはそれで新しい気付きだ。
帰路、バスの出発時間に比較的あたふたしつつ新宮まで帰りつく。この日もゲストハスHanareまで。
流石に新宮まで来るとコンビニもあるし飲食店も。ちなみに熊野川挟んで和歌山側はローソンのが強い。いずれ、セブンはあまり見ない。
折角の最終日、完遂のお祝いも兼ねて打ち上げを・・・。
・・・と。
ウチの事情的にクレジット/キャッシュレス対応の店で、となったのだが・・・。
・・・ない。
”例の影響”もシーズンオフも相まってか、やはり店が少ない。
結局かなりの歩数を費やしてこの日も10キロ歩き、ようやく「ここは!」というお店へ。(息子はハラ減りすぎてグレかけていた。)
熊野地鶏・鮮魚・ちょっとしたスナック・〆の麵・・・。
久々、旅先で何を食っても・何を呑んでも美味い・・・って店に出会えた。それだけで幸せ。
またここに来よう。
やり残しもあるし。
くじゅうやふくろう文庫なんてもっとゆっくりしたかったし。あのヒトやこの人と呑みたかったなぁ、なんて。
そしてそれはスタンプラリーや証明書とはあまり関係のない話で。
さぁ、あとは帰るだけだ。
如何に愉しく帰るかだけ、だ。
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