2021.3.18~24 camino de KUMANO・ day7
●一週間の熊野古道の旅。あまりに情報が少ない熊野古道なので、本来のnoteの役割を少し離れて旅の記録を残そうと思います。●
朝、新宮駅。
前日、時間のあるうちに特急券&乗車券購入済みなので余裕をもって朝食~乗車までを過ごす。
慌ただしい感じのこんなスタイルだが、その中でいかに余裕を持つか?は常に重要。
本来なら新宮駅にチョイと足を延ばし、そこで朝食・・・な予定だった。
新宮にはかつて”日本一開店が早い駅そば”がありそれが(一緒に売っている目はりずしも含め)ナカナカ美味かったから・・・なのだが。
今まで2度ばかり食べたそれも数年前に閉店。この旅いちの哀しい出来事であった。
予想以上に混んでいる帰りの名古屋行き特急。
今まで見た花の窟周辺や尾鷲周辺、銚子川に大内山周辺・・・を眺め終えたらあとは読書。
帰路の友はコイツ。
「私とは何か」ではある程度成功を収めていた平野だが、本作は若干残念だな。向かうテーマが平野には大きすぎたか?が一番の印象。幅の狭いカタログとしては十分機能する。
そんなことを考えつつ名古屋を目指す・・・と。
一軒の本屋を思い出す。
いつか山梨・韮崎のイベントでご一緒した方が独立、書店を開店したのは確か名古屋の隣駅ではなかったか?
相棒に確認すると長坂行バスまでは2時間半ありそれより前の便はないので変更は不可能という。
ならば、と土産物を物色するという家族と離れひとり隣駅・金山の「Touten Bookstore」へ。
考えてみれば「いつか、名古屋へ」の機会はそうそう多くない。この時を活かすのが吉!であろう。
土地勘のない町の路線に苦労しつつ、到着。
数時間後に運転・・・がなけりゃあ、ビールの一本もいきつつ・・・が似合うそんな空間。
今まではバックパックの旅の途上を気にし本は買わずにいたがあとはバスに乗るだけ、もういいだろう・・・と2冊を購入。(応援したいいい本屋では必ず何かを買う。逆にそうでない場合は・・・である。)
話は逸れて。
クオカード、ってもんがある。
コレ、いろんな機会でチョイチョイ貰うのだが正直この寒村ぐらいだとコンビニかガソリンくらいしか使い道がない・・・がそれはチトもったいない気もする。
今回における名古屋のような比較的大きな都市に出た際ジュンク堂のようなこれまた規模の大きな本屋で使おう・・・と今回も懐に忍ばせておいたのだが。
結局Toutenのような本屋を応援するのが優先なワケでじゃあ尚更どこで使おうか?と、なってしまう。掛け率落としての換金もどうかなぁ?と。
さてさて。
いろんなデータを蓄えつつ終えた今回の旅、つまりは古道歩き初回だが。
次回はどんな形で行こうか?
”スルーハイク”が難しい性質の道だからして。(大峰奥駆道等スルーハイクが前提の”業”のようなものは除き。)
次回は車もありかな。初回から車では産まれなかった縁も多くなるので言い切り辛いのだけれど。
いずれ、今時点での経験や予測を活かし”次”に向かうのはもう間違いのないことのようです。
愉しかった!いい旅だった!
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