春。始動。久々の町と本屋へ。
四月。
すっかり春ですね。今年は季節が早い。
そうなるといろんなことが動き出す。これは本屋も(しかも、冬が厳しい信州の本屋なら尚更)同じです。
しかしいつも思うのだがこの冬の間冬眠・・・というリズム、本屋的にはなんとかしたい。本というのは冬眠のお供でもあるわけだし。
そろそろ塩尻のプロジェクトも再開・・・ということでまずは塩尻へ。
今年から活動のスタイルが少し変わるので昨年までのホームであった「音盤館」に置いてあった本の片づけ等々。
えんぱーくにも立ち寄って気になっていた大好きなアウトドア・ブランド「A&F」とのコラボ企画等拝見する。
えんぱーくでは4/25,WeekendBookstoreとしてブックマーケットを開催予定です。
せっかくここまで来たのだ。優秀な新刊書店ものぞいておきたい。
至近の「中島書店 高原通り店」へ。
気になっている新刊を直接確認できるのはやはり助かりますね。そして、購入の必要がない本をリストから外せることも。
塩尻は桜満開でした。わが寒村は、まだまだ。
塩尻を出て、ぐるっと茅野を目指します。
行きは佐久から和田峠経由でしたので、遠回り。
しかし久々、桜をはじめとする風景を愛でつつ。愉しい移動です。
茅野では駅前のビルにあるまちライブラリー「まちライブラリー@My Book Station 茅野駅」へ。
見学する程度の予定だったのですが、偶然「まちライブラリー」提唱者の礒井さんがいらっしゃるではないですか!
近況報告、今後の話等ついつい話し込む。こちらも愉しくなっていきそうだ。
ここまで来たらさらにぐるりとさらに先へ。
恒例の富士見町、「mountain bookcase」さんでさらに熊野の土産話等含め本屋的長話。
長距離移動等含め、なにかこう今期も始まるのだな・・・という感じの一日。
おかしなものですね。本屋は一年中やっているのにやはり動き始めという感覚がある。他にもよりたかった場所、逢いたかった人はまだまだ・・・なのですがそれはまた次回以降。
そうそう。
今回の戦利品。
雑誌含め4冊。うち2冊が土井善晴。
今”食”に関する強烈に面白い本を読み進めている途中というのも関係があるのでしょうか。自然、こんなチョイスに。その本に関してはまた感想文を書ければいいな・・・と思っています。
仕事関連の本・・・については自分の仕事が本屋と定まってから、またさらに新たな面白さを感じるようになりました。
岩波少年文庫は著者、若菜晃子さんのサイン(&イラスト)本。ラッキー。
いや。
いい本の春の一日になりました。
http://www.coldmountainstudy.com/
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coldmountainstudy 店主:鳥越将路
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